BBC News

2017年2月27日

»著者プロフィール

米映画界最大の祭典、第89回アカデミー賞が26日(日本時間27日)、米ハリウッドで開かれ、最優秀作品賞には「ムーンライト」が選ばれた。有力視されていた「ラ・ラ・ランド」が受賞したと当初発表されたものの訂正されるというハプニングがあった。

作品賞のプレゼンターを女優フェイ・ダナウェイと共に務めた俳優ウォーレン・ベイティは、渡された封筒の中に入っていた紙には「エマ・ストーン、ラ・ラ・ランド」と書かれていたと説明した。

間違いが判明したのは、「ラ・ラ・ランド」の制作スタッフが受賞スピーチをしていた最中だった。

「ムーンライト」のバリー・ジェンキンス監督は、「過去20分か30分ほど劇的に自分の人生を変えた時間はないんじゃないか」と語った。

黒人少年の成長を描いた「ムーンライト」は、脚本賞と助演男優賞も受賞した。

ジェンキンス監督は壇上で、「そしてそう、言わなくちゃいけない。これは真実だ。偽じゃない。彼ら(「ラ・ラ・ランド」の制作陣)と同じ道をずっと進んできたし、すごく親切で、寛大なことだった。ラ・ラ・ランドに愛を込めて、みんなに愛をこめて」と述べた。

「ラ・ラ・ランド」は、主演女優賞(エマ・ストーン)を含む6つを受賞。監督賞を受賞した同作品のダミアン・チャゼル監督は32歳で、史上最年少での受賞となった。

エマ・ストーンは舞台を降りた後、「『ムーンライト』が受賞して本当にうれしい。もちろん『ラ・ラ・ランド』って聞いた時は素晴らしかったし、作品賞が取れたらどんなに良かったかと思うけれど、『ムーンライト』で本当にうれしい。史上最高の映画の一つだと思う」と語った。

授賞式の司会を務めたジミー・キンメルは、司会を失敗すると分かっていたと冗談を飛ばし、「個人的には、スティーブ・ハービーのせいだと思う」と語った。スティーブ・ハービーは2015年のミス・ユニバースを司会したが、実際とは違う優勝者を間違って読み上げ、話題になった。

発表時には、ウォーレン・ベイティが封筒を開けたものの、名前を読み上げるのを一瞬躊躇した後、フェイ・ダナウェイに紙を渡していた。

マイクの前に再び戻ったベイティは、「何が起きたか教えてあげます。封筒を開けたら『エマ・ストーン、ラ・ラ・ランド』と書いてあったんです。だからフェイの方をあんなに長く見ていたんです」と語った。「おどけていたわけじゃないんです。最優秀作品賞は『ムーンライト』です」

(英語記事 Oscars mistake: Moonlight wins best picture after announcement mix-up

提供元:http://www.bbc.com/japanese/39099896

関連記事

  • PR
  • 新着記事

    »もっと見る