使えない上司・使えない部下

2017年10月11日

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吉田典史 (よしだ・のりふみ)

ジャーナリスト・記者・ライター

ジャーナリスト。1967年、岐阜県大垣市生まれ。2006 年から、フリー。
主に、人事・労務分野で取材・執筆・編集を続ける。『悶える職場』(光文社)、
震災死』『あの日、「負け組社員」になった…―他人事ではない“会社の落とし穴”の避け方・埋め方・逃れ方』(ダイヤモンド社)『封印された震災死』(世界文化社)など。

 今回は、カルト系ホラー漫画家の神田森莉(かんだ・もり)さんを取材した。1989年、25歳のとき、『ラヴィアン』(笠倉出版)でデビューした。1990年代には、少女ホラー漫画のブームに乗り、『怪奇カエル姫』『37564(みなごろし)学園』『少女同盟』(共にぶんか社)などの単行本を次々と発表した。

 その後も、15年間ほど、カルト系ホラーの作品を描き続ける。40歳を過ぎたころから仕事が減り、現在は描く場がほとんどない。だが、新たな仕事を見つけ、その分野でブレイクしつつある。

 神田さんにとっての「使えない上司、使えない部下」とは…。

(Ahmadmahmood/iStock)

暗黙の了解を心得ていて、その枠の中で勝負する

 今、53歳。若いつもりだけど、漫画家としては引退に近い。この数年、描きおろしは1年で1作くらいのペースかな。それで得るのは、わずかな収入だから。

 10年ほど前から、俺のウェブサイト「ハムスター商事」やブログを使い、描いてきた作品をネット販売してきた。4~5年前は1カ月で4万円前後、年間では50万円ほどの収入になっていた。今は多いときで1カ月、3000円ほど。売れないね…。

 だけど、10年ほど前から密かに運営してきたアダルト・サイトが今、静かにヒットしている。月額で13~14万円、1年で150万円ほどの収入になった。読者が多いから、アフリエイト広告の収入が増えている。今のペースだと、もっと増えていくと思う。漫画では食えなくなったけど、アダルト・サイトではなんとか食えるようになりつつあるのかな。

 サイト名は、記事には書かないでね…。アダルト・サイト運営の仲間で、ある掲示板に書き込みをして情報交換をしている。そこで「元漫画家」とレッテルをはられると、困るから。

 ネット上に著作権フリーの動画や写真が無数にあるでしょう。その中で、アダルトみたいなものを見つけて、アップして紹介するサイトなの。

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