ネット炎上のかけらを拾いに

2018年9月25日

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 「変なおじさん」は実際には笑えない存在である。

*写真はイメージです(写真:ロイター/アフロ)

ニュース記事では「卑猥な言動」としか表現できないが……

 日々流れてくるニュースの中には、「そんなことが起こるなんて信じられない」と思うものがある。国民的人気アイドルが未成年への強制わいせつ容疑で書類送検されたり、元アイドルがひき逃げと飲酒運転で逮捕されたりする事態がそれだ。今年の1月に、このような事件を予想できた人はほぼいないだろう。

 そして、今回の事件も。

 コンビニで買い物をしようとしたら、オーナーである中年の男性がズボンの中に手を入れてチャックから指を出して見せつけてくる。性器を意味する隠語を口にしたり、指で卑猥なサインを作ってこちらを見ている。あなたがここ最近のニュースをチェックしていなかった場合、これがつい先日、日本で実際に起こったばかりのことだと聞いて、素直に信じられるだろうか。

 9月17日の夜、あるネットユーザーが「友人から送られてきた某コンビニ店のオーナーの動画が割とマジで狂ってる」というコメントともに動画をアップ。この動画に、女性客(おそらく2名)に対して、露骨に卑猥な言動を行うオーナーの男性の様子が映し出されていた。

 動画には、会計を済ませた後も店外まで男性が追いかけてきたという説明がつけられており、オーナーがお釣りをきちんと払っていないと思われるやりとりも映っていた。

 と、このように文字で説明してみても、動画を実際に見るインパクトには叶わない。男性が実際に口にした言葉は、ニュースや新聞記事では伏せ字にするしかない。「卑猥な言動」と書くことがせいぜいである。

 だからこそ、動画が証拠として残っていることに意味がある。

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