2024年4月26日(金)

Wedge REPORT

2018年10月22日

将来的には司法試験問題も

 サイトビジットは13年に設立された会社で、通学、通勤時間などの隙間時間を活用した効率的な勉強ができる「資格スクエア」のブランドで司法試験、宅建士試験、予備試験やファイナンシャルプランナーなどの実務法務検定などの資格取得の対策講座などをオンラインで有料提供している。

 現在、司法試験受験者、予備試験受験者など合計1100人ほどが「資格スクエア」を受講しているという。6割が社会人で、地方でも受講できることから着実に増えている。しかし鬼頭社長が弁護士資格を取得する際に勉強に苦労した経験から、AIを使って効率的な勉強ができる予想問題の提供を始めることにした。

 予想問題についてのサービスは、AIが学習しやすいことから、当面、選択式の問題が出題される試験への対応を考えている。しかし、将来的には、記述式回答がある弁護士試験、大学センター試験などより難しい試験にもチャレンジしたいとしている。記述式の予想問題を事前に出題するためには、AIが膨大な過去の問題を学習しなければならず、実現するのは相当先になりそうだ。

  
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