「子縁」でつながる秋津地域のお父さん 

2014年4月10日

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岸 裕司 (きし・ゆうじ)

秋津コミュニティ顧問

1952年東京生まれ。広告・デザイン会社の(株)パンゲア代表取締役、習志野市立秋津小学校PTA会長時に秋津コミュニティ創設、会長を経て現在顧問兼秋津小学校コミュニティルーム運営委員会顧問。文部科学省委嘱コミュニティ・スクール推進員、学校と地域の融合教育研究会副会長、埼玉大学・日本大学非常勤講師、ほか。著書に『「地域暮らし」宣言』『学校を基地にお父さんのまちづくり』(ともに太郎次郎社エディタス)、『学校開放でまち育て』(学芸出版社)など。

 ある日の夕刻、秋津コミュニティの「劇団蚊帳の海一座」座長の関知磨子おばちゃんと役者兼大道具づくり担当の嘉民おじちゃんご夫妻に、私の孫である5歳と4歳の男の子を迎えに秋津保育所に行ってもらいました。

 わが家は三世代同居ですが、みんな仕事を持ってます。だから送迎はシフトしています。でも急な仕事などで誰も行けないことが生じます。そんな際にお願いするのが、ご近所さんの関さん夫妻。

 で、ご夫妻とは互いの子どもが小さかった時代に、子ども会やPTA・秋津コミュニティでの活動などを通した「子縁」で深~くつながりお付き合いが続いています。

 で、保育所にお迎えに行ってもらうのは、「なおちゃん」の愛称で孫たちからも親しまれている一戸直作おじちゃんもいます。なおちゃんは、5年ほど前に定年退職したのですが、近くの会社に再就職して元気に働いています。なおちゃん一家とも家族ぐるみのお付き合いです。

 ということで、今月は新年度でもあることから「地域で子どもを育てるコツ」のお話。

子どもを取り巻く「リスク」と上手に付き合う

 ところで、新年度を不安のなかでお子さんを保育所や幼稚園・認定こども園、または小学校や中学校にあげた方もおいででしょう。なかには「不安」以前に、まだ保育所などの受け入れ先が決まらずに困っている方もいらっしゃるかもしれませんね。そんな方には申し訳ないのですが、もう少しおつきあいくださいな。

 で、「不安のなかで」とあえて言ったのは、子どもが集団生活になじめるだろうか、との心配や、「いじめ問題」から、食べ物アレルギーがある小学生の給食による事故死といった関係者にとっては悔やんでも悔やみきれない事故もあったりするからです。

今どきの女の子はマニュキュアでオシャレ

 しかし、生きるうえでのリスク(危険)は誰にだってつきものです。ましてや子どもが一人から二人・三人と増えればリスクも増えます。わが家も三人の子どもを授かりましたが、女の子は女の子なりに、男の子は男の子なりに、増えるごとにある種のリスク感を抱きながら子育てしましたからね。

 でも、リスク感は、あまり神経質にならないでも良いのではないのかと思うのです。むしろリスク感を整理したうえで抱いていたほうが良いだろうと思います。そのうえで、リスク要因に日ごろから対処することが大切だろうと思うのです。そうすれば、ほとんどのリスクがクライシス(危機)に至らないと思うからです。

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