定年バックパッカー海外放浪記

2016年2月7日

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高野凌 (たかの りょう)

定年バックパッカー

1953年生まれの62歳。横浜生まれ、神奈川県出身。大学卒業後は商社、メーカー勤務を経て2013年定年退職。2014年春から海外放浪生活を始める。放浪歴は地中海、韓国、インドシナ半島、インドネシア、サンチアゴ巡礼など。サラリーマン時代は主として海外業務に従事。ニューヨーク、テヘラン、北京にて海外駐在を経験。身長170センチ、57キロ。獅子座。A型。現在2人のご子息は独立し、夫人との2人暮らし。孫1人。

地方を巡り普段着の韓国を探る
・期間:2014年8月30日~10月2日
・旅行費用:12万円

完全休養日、忠州の雨宿り

 9月24日 (承前)朝から大雨が続いている。今日は完全休養日である。ホテルの用意した朝食をエレベーターホールから取って来て自分でコーヒーを淹れて部屋のテーブルでゆっくり食べる。それから自転車カップルに私の海外放浪を紹介するために大型液晶TVにデジカメを繋いでギリシア・イタリアの『地中海遥かなり』の写真のスライドショーをセットした。

 10時半に二人が来たのでスライドショーをしながら地中海放浪を英語でゆっくりと物語る。二人は私の話とスライドに興味津々である。私が各地で多種多様な人々と交流していることが素晴らしいと盛んに称賛。

 「楽しく外国人と交流するためには英会話能力が必要なのよ」とチョンヒがアンドレア君に積極的に練習するよう命令口調で促している。アンドレアはニヤニヤと「分かった。分かっているよ」と逃げの一手だ。

左後ハビエル、左前チョンヒ、アンドレア、筆者

 二人は二か月後の2014年11月にソウルからエア・アジアでマレーシア経由豪州のパースに渡り、そこから自転車で豪州を横断する計画であった。この原稿を書くために彼らのHPやフェースブックをフォローしたら2015年10月には北欧で現地の新聞に紹介されている。10か月の間に豪州→ニュージーランド→南米→北米と周り欧州に到達したのである。

 スライドショーが終わってからランチに出かけた。麺類の専門店で韓国風ラーメンを食べてから三人でカフェに入りフリーWIFIを利用して午後一杯メールをチェックしたり旅行情報を集めたり、ネットに飽きるとおしゃべりしてのんびりと過ごした。

 夕方はチョンヒがネットで探した“クッチャン”という牛もつとニラ、モヤシなどを浅い鍋で焼くホルモン料理の店に出動。なにか病みつきになりそうな美味しさでビールや焼酎がグイグイと進む。20年前の韓国ではビールはOBビールが市場を独占していたが、現在は少なくとも数種類のメーカーが競合しているようだ。CASSというブランドがすっきりとして飲みやすい。ホルモンと野菜を半分くらい食べ終わると女将がご飯を持ってきて炒飯をつくる。香ばしくて箸が進む。またしても大満足でホテルに引き揚げる。

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