トランプを読み解く
一見常識外れの思考回路や行動パターンではあるが、実はトランプ氏独自の原理原則に裏付けられている。そこから一定のルールやメカニズムを見出し、トランプという人間の本質を読み解くことができれば、いま起きている様々な事象も解釈できるようになるし、さらに先の予測もある程度可能になる。
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2019/05/15 立花 聡
中国は対米交渉で従来の「引き延ばし」戦略を使った。これに対してトランプ氏はあえて、「交渉は急がない」と微笑んで対応した。理由は簡単だ。時間は誰の味方か? これを考えれば分かる。
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2019/03/23 立花 聡
「トランプは米国民を分断させようとした!」。このような批判が世間を賑わせたところで、あえて「分断統治」を説く帝王学次元の冷徹な視線で見れば、善悪を分別する余地がないことが分かる。
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ぐらつく中国に対する「3つの選択肢」
2019/03/19 立花 聡中国は厳しい経済情勢に直面し、大規模なリストラや採用削減・凍結の嵐がもうそこまで来ている。それを踏まえて、トランプ氏には今、3つの選択肢がある――。
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2019/03/11 立花 聡
悪人とは、ちょっとした悪事に手を染める小物にすぎない。だが、悪魔は違う。悪魔がなす悪事はもはや、手を染める程度ですまない。全身全霊をかけるのだ。
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2019/03/02 立花 聡
大方の報道は「交渉決裂」「交渉失敗」としているが、果たしてそうなのか。交渉を目的とすれば、失敗になるが、交渉を手段、あるいは最終的な戦勝の一小道具として考えれば、結論も違ってくる。
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2019/02/15 立花 聡
米中貿易戦争をめぐる交渉期限の3月1日まで残りわずか2週間。果たして交渉が妥結し、貿易戦争は終了となるのだろうか。本稿の仮説が成立すれば、答えは「NO」になる。
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2018/12/26 立花 聡
米国が中東から手を引いた後に、中東が仮に群雄割拠の時代に突入したとしても、即座に米国に大きな危険が及ぶことはない。逆に中東に居残ったほうがコストもかかるし、リスクも高いといえる。
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2018/12/22 立花 聡
特定の層を取り込むというのは立派なマーケティング手法だ。選挙も商売も同じ原理である。これはビジネスマン、トランプ氏の得意分野なのだろう。
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2018/12/18 立花 聡
もともと米大統領の年俸は40万米ドル(約4500万円)と決められていたのだが、トランプ氏はこれを辞退し、たった1ドルという年俸を受け取っている。要するにただ働きだ。
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