ペットビジネス最前線

2012年12月5日

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 仕事をしている中で、ペット関連の経営者の方たちとお話する機会が多くあります。ここ数年続いている国内の不況の影響が例外なくペット業界をも巻き込んでいるようで、

 「いやぁ、もうお店を畳もうと思っているんだ…生体が売れなくなったし…」

 「仕事になんないから子供に継がせることを断念したんだよ、この店も我々でおしまいだね…」

 このようなちょっと哀愁に満ちた話を伺うことが多くなりました。しかし一方で、

ペット業界でも今の業態を見直す動きが進んでいる (写真はイメージです)

 「子供が来年卒業だけど、店を継いでくれることになってね!!」

 「お店が忙しくなったけど経験者が少ないから…いい子いたら紹介してよ!!」

 と希望に満ち溢れたお話も。業界の現状は厳しいとはいえ、まだまだそんなお店も少なくありません。また、

 「今悩んでいるんだよね、業績を上げる為の業態を…変えるべきなんだろうけど…」

 どちらかと言うと前向きなお話ですが、やはり今までとは違う状況に陥っている模様で。

 国内の企業では、どの業界でも同じような動きはあるのでしょうが、ペット業界でも確実に今の業態を見直す動きが進んでいます。

問題を抱えたペット業界の構造

 さて、もう一度ペット業界の構造を見直してみましょう。

 まず今まで中心となってきた分野が“生体販売”です。

 全てはここが上手くいって業界が伸びると考えられています。“物販”や“サービス”の分野はあくまでも生体販売に比例して伸びると考えられているからです。生産に関しても、効率よく流通を行うために仕入れや流通の中心となる“オークション(市場)”制を取り入れ、市場原理に則した大量販売の方法を編み出しました。

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