2024年4月27日(土)

「子縁」でつながる秋津地域のお父さん 

2014年6月11日

 母親を早く亡くし、男手1人の父子家庭で育てられた女の子が1909年に自分の父親を讃えるために牧師さんにお願いし、父の誕生月である6月に礼拝をしてもらったことがきっかけだそうです。

 その後の1966年に、大統領のリンドン・ジョンソンが6月の第3日曜日を父の日と定めました。そして、1972年にアメリカで正式に記念日に制定されました。

父の日には深紅のバラを

 で、母の日の花がカーネーションですが、父の日の花は何だか知ってますか?

 正解は「バラ」。

 少女がきっかけとなり、翌年の1910年に初の祝典が牧師教会で行われました。その際に、YMCAの青年が父を讃えるために、父が健在の人は赤いバラ、亡くなった人は白いバラを身につけたことからだそうです。

 だからなんだってことでもないんですが、「今年は深紅のバラの花がほしいなぁ」と、家族におねだりしちゃおうかな、と。

秋津から離れたくない
女子高生の思い

 秋津小学校の卒業生で高校生のM子ちゃんから、あるときこんな電話がありました。

 「ユーくん、やっぱり来月東京に引っ越すことになったの……」と語尾を下げながら、受話器の向こうから寂しそうに言います。

 M子ちゃんは、小学生の時から私たちノリノリ団のおやじたちの小さな仲間。毎夏の風物詩である井戸水を溜めてのドラム缶風呂も一緒に楽しんだ仲です。

 もちろん、秋津小学校を卒業後もやってきてはおじさんたちと戯れていました。そして、M子ちゃんは東京の私立高校に進学しました。

 そんな高2になったある日に、コミュニティルームに来たM子ちゃんが私に話しました。

 「……弟も東京の私立中学に進学したから、定期代が私と2人になってお金が大変なの。お父さんの会社も東京だし。だから東京に引っ越すかもしれないの」と。


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