なんと、私が国会から呼ばれて参考人として発言しちゃいました。といっても、参議院の文教科学委員会ですけどね。でも議員さんは、与野党全党の20名ほどが居並ぶ委員会ですから、それなりの威厳があります。
で、私以外の参考人に呼ばれた3人は、横浜市教育委員長や兵庫教育大学長と日本教育政策学会長の教育専門家。テーマが、今マスコミを賑わす教育委員会の改革法案についてですから3人の専門家は当然ですけどね。だって、「首長の権限を強化するかどうか」とか「教育長と教育委員長を一本化するかどうか」などのやり取りをしたんですからね。
で、私の発言テーマは「コミュニティ・スクール(学校運営協議会)をツールとし、その先のスクール・コミュニティを目指す~習志野市立秋津小学校&秋津コミュニティ34年の実践~」です。
この連載で話してきたような内容を、少し教育委員会や学校との関わり方なども整理して話しました。
で、「秋津の特長は、お父さんらの学校参画が多いことです」と自慢しちゃいました。
その様子は、「参議院インターネット審議中継」と検索すると観ることができます。開いたら、左の「文教科学委員会」⇒「2014年5月29日」を順にクリックしてくだしゃんせ。
てなことで、今回の6月は「父の日」もあるので、「親父の役割」的なお話です。
亡き父親の存在を感じる
私事で恐縮ですが、私の生い立ちを話します。
私は親父を私が4歳の時に病気で亡くしました。だから、親父のことはほとんど覚えていません。
それでも鮮明な記憶があります。
病没直後に白衣に身を包んだ親父の胸元のいくつかの真っ白な袋に小銭やお米を入れたことです。
「お父さんは、天国に行く途中の三途の川を渡るときにお金が必要なんだよ」と、誰かが教えてくれました。