「国際」の最新記事一覧
-
2025/11/14 岡崎研究所トランプ大統領がガザで2回の停戦を実現するといった中東での成果は、歴代米大統領のような「中東の民主化」というイデオロギーに基づく政策ではなく、米国は何ができるのかを自覚していることにある。しかし、それが中東に混乱を招くともいえる。
-
2025/11/13 斎藤 彰米国における史上空前規模の「NO KINGS(王様はいらない)」デモは、君主制へ伝統的に反感をもつ国民の良心を反映したものだった。与党共和党陣営内では早くもこの動きが来年中間選挙、そして次期大統領選に及ぼす影響を懸念する声も上がりつつある。
-
2025/11/13 岡崎研究所世界のポピュリズムの最大の原因はインターネットにある。世界は総じて悪くはなっておらず、また人間の本性は基本的に変わらないのにもかかわらず、ポピュリズムが 2010年代の中頃から起きている理由をよく説明できる。
-
2025/11/12 吉永ケンジAPEC首脳会議に続いて、米国のヘグセス米国防長官が韓国を訪問し、韓国の原子力潜水艦建造のみならず、水上艦など多分野での協力拡大など米政府全体での支援を示唆した。日本から見れば、この動きは二重の意味を持つと言えるだろう。
-
2025/11/12 山本隆三マイクロソフトの共同創業者のビル・ゲイツは、気候変動、貧困対策と疾病の撲滅に取り組み、最優先は温暖化問題だったが、COP30に先立ち主張の転換を見せた。その背景にはエネルギーを取り巻く変化があるとみられる。
-
2025/11/12 岡崎研究所米国とインドの関係は悪化しているが、インドの指導者は引き続き米国と協力することを欲している。関係を深めることは、それほど難しくはなく、最も分け隔てている二つの問題は、双方の利益が最も一致している問題である。
-
2025/11/11 廣部 泉ニューヨーク市長選挙で、マムダニ氏が当選した。経歴はこれまでのニューヨーク市長経験者と比べると異例な点が多い。対照的に見えるかもしれないトランプ大統領と似ているところもある。分断が進んで危険度を増す米国の近未来の里程標なのかもしれない。
-
2025/11/11 岡崎研究所日本が防衛力を拡大することが米国の利益となり、トランプ大統領の圧力で日本はその方向に動いている。日本にとっても3つの利益があり、日米での重複部分は小さくない。
-
2025/11/10 西山隆行ニューヨーク市長選挙では、民主党候補のマムダニが勝利した。数年前ならば、選挙に勝てる要素が一つもない候補。同日に行われた他の選挙でも民主党が勝利した。結果から米国の現状を読み解いてみたい。
-
2025/11/10 岡崎研究所ついにトランプ大統領は忍耐の限界に達したとして、プーチン大統領に対する姿勢を徐々に厳しくしている。2大石油企業への制裁はNATO諸国やEUの制裁や支援と同時に科され、効果が期待される。ただ、ロシアも牽制しており、緊張感は高い。
-
『トルコ東部をマルマラ海、エーゲ海、地中海沿いに2500キロ、猛暑の自転車&キャンプ旅』第4回
2025/11/09 高野凌チェシメの街の雑貨屋のオヤジは筆者が日本人と知って「日本から見てエルドアンをどう思うか」と聞いて来た。筆者は「どこの国でも誰でも長年政権を握ると独裁者になる」と一般論で回答した。オヤジは「庶民にとり、一番の問題は経済だと力説。インフレによ…
-
2025/11/07 吉永ケンジ韓国の古都・慶州でAPEC首脳会議が開かれた。日本では高市早苗首相と李在明大統領の会談がそつなく終わったことが報じられたが、国防日報は原子力潜水艦導入とカナダの次世代潜水艦事業への期待が紙面を占めた。
-
2025/11/07 長尾 賢トランプ大統領が10月半ば、インドのモディ首相が「ロシア産原油購入を停止すると約束した」と発言し、インド側が否定した。ここには、各国の思惑がある。そもそもインドはロシアからの原油輸入を停止することが可能なのか。
-
2025/11/07 岡崎研究所トランプ政権がカリブ海で強力な軍事態勢を築きベネズエラ沖合で薬物密輸ボートを破壊する作戦を展開している。その最終的な目的はベネズエラのマドゥロ政権の転覆であるとみられ、そこには2つの理由がある。
-
2025/11/06 岡崎研究所停戦交渉が進まずプーチンへの苛立ちを高めたトランプは、ロシアの石油大手 2 社を制裁対象に加えた。今回の制裁はウクライナ戦争開始以来、米国がロシアのエネルギー部門に対して課す最も重大な措置で、効果が注目される。
-
2025/11/05 田中充大谷翔平選手ら3人の日本人選手が所属するドジャースがワールドシリーズを2連覇し、日本のお茶の間の話題もさらった。今後も日本からメジャーへ移籍するトップ選手は相次ぐとみられ、日本球界の空洞化はさらに深刻の一途をたどりそうだ。
-
2025/11/05 海野素央トランプと高市の関係は、映像で見る限り「トラ高」時代の到来を思わせるほど、初対面にしては親密に見えた。しかし、「トラ高」(以下、トランプと高市の関係を「トラ高」と呼ぶ)には落とし穴が存在する。以下で述べていこう。
-
2025/11/05 筒井清輝民主主義諸国でリベラリズムの衰退が加速し、トランプ2・0はそれをさらに加速させている。そうした潮流に惑わされることなく、日本は国益に叶う針路を見定めることが欠かせない。
-
2025/11/05 岡崎研究所北朝鮮の軍事パレードで披露された戦略兵器や中露両国高官の参加は、北朝鮮の「非核化」への枠組みがもはや完全に崩壊していることを示している。「力による平和」を直視した、新たな発想と行動が求められている。
-
2025/11/04 廣部 泉トランプ大統領の来日を、日本のメディアは一部始終に注目し、「終始笑顔が」とか「なごやか」という言葉を遣って、この会談を高く評価したところが多かった。これに対し、米国メディアはどのように自国の大統領の訪日をみたのだろうか。
|
|
|
