「国際」の最新記事一覧
-
2023/05/30 岡崎研究所
かつて中国をも抜き去ると予言されたインド経済は、インフラの不足や官僚主義などにより、過去何度となく高成長の期待を裏切ってきた。だが個人番号やインターネットなどの「革命」により、「驚異的インド」実現への道が拓けつつある。
-
2023/05/29 佐々木伸
トルコ大統領選の決選投票で、現職のエルドアン大統領が野党統一候補のクルチダルオール氏を破って当選した。独裁的な長期政権は継続、同氏はNATOの一員でありながらプーチン大統領と親密な関係を維持しており、プーチン氏にとっては追い風になった。
-
2023/05/29 岡崎研究所
4月、中国は台湾への輸出に対して台湾側が貿易制限的措置を取っていないかの「調査」を導入した。この調査は対中貿易を妨げる恐れがある。台湾政府は、中国との経済関係の緊張に備え、財界に米国など他国への投資を勧めている。
-
2023/05/27 花田吉隆
G7サミットが主要議題として挙げたのは主として、ウクライナ問題、中国、核軍縮・不拡散だった。それぞれ現下の国際社会が取り組むべき短期、中期、長期の問題といえる。今、われわれが如何に歴史的転換点にいるかが分かる。
-
2023/05/26 花田吉隆
トルコ大統領選挙の勝敗は28日の決選投票に持ち越されることとなった。トルコ大統領選挙がこれだけ世界の注目を集めるのは、トルコが国際政治のキーファクターをいくつも握っているためだ。
-
『北関東の異界 エスニック国道354号線 絶品メシとリアル日本』室橋裕和さんインタビュー
2023/05/26 足立倫行室橋裕和さんの『北関東の異界 エスニック国道354号線 絶品メシとリアル日本』(新潮社)は、この国道沿線に外国人居住地が多いことから、「将来の多文化共生の日本社会の縮図」と捉え、「エスニック国道」と名付けて丹念に実情報告した作品だ。
-
2023/05/26 岡崎研究所
韓国国内における「核の傘」への不安や核武装論の高まりを背景に、4月の尹大統領訪米の際に米韓核抑止の強化を定めた「ワシントン宣言」が合意された。今後はそれをどこまで実行に移せるかが焦点となってくる。
-
2023/05/25 長尾 賢
今年のG7サミットは非常に重要であったといえるが、忘れてはいけないのが、インドの存在だ。対ロシア、対中国、グローバルサウス説得の3つの観点から、インドがどのような存在感を示したのか、どう今後につながるのか、分析する。
-
2023/05/25 岡崎研究所
アサド政権が勝利を確実なものとしつつあるシリアを、イラン大統領が訪問した。制裁を受けるイランにとってシリアの復興需要は欠かせず、また外交戦略的にもシリアへの影響力維持は死活問題だ。
-
2023/05/24 佐藤俊介
ウクライナのゼレンスキー大統領が電撃的に出席し、同国へのF16戦闘機への供与が事実上決まったG7広島サミットの結果に、ロシアのプーチン政権が狼狽している。ロシアは中国との連携をアピールするが、一層下手に出ざるを得ないのは必至だ。
-
2023/05/24 海野素央
今回のテーマは、「バイデン、トランプ、デサンティスーーかく戦う」である。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙とワシントン・ポスト紙(共に電子版)は、南部フロリダ州のロン・デサンティス知事が今週、オンラインビデオを通じて、2024年米大統領…
-
2023/05/24 西山隆行
米国のバイデン大統領と共和党指導部は、債務上限問題をめぐって交渉を繰り広げている。米国債が史上初めてデフォルトになる恐れも示される。今回は、債務上限問題とは何か? なぜ問題が発生するのか? などについて解説する。
-
2023/05/24 岡崎研究所
4月、米国のサリバン大統領補佐官は演説の中で、市場の力をあまりに軽視した経済観を示し、それはまるで政府が経済を強く規制した1950年代に回帰したかのようであった。米民主党の国際経済政策は、迷走の最中にある。
-
2023/05/23 高口康太
中国で、お笑い芸人のトークが問題視され、活動休止や罰金にまで追い込まれている。「そんな騒ぐような話だったっけ?」という話題がネットで気づかぬうちに大騒ぎになる。この図式そのものは日本人にもおなじみのものだが、中国ならではの特徴もある。
-
2023/05/23 樫山幸夫
G7広島サミットは多くのドラマに彩られた。各国首脳が打ちそろって原爆死没者慰霊碑でこうべを垂れ、ゼレンスキー大統領が電撃的に登場して世界の耳目を集めた。形骸化しているなど議論があったサミット。再びかつての輝きを取り戻すか。
-
2023/05/23 川口貴久
ウクライナでの戦争、イスラム過激派、選挙、感染症等、幅広い分野でシンボルとして出現しつつある「ミーム」。インターネット上でのミームは有害情報の拡散を扇動することもあれば、ユーモアによる有害情報への対抗手段にもなる。その可能性と限界とは。
-
2023/05/23 岡崎研究所
激戦が続くバフムトでの戦いの最中、ロシア軍と傭兵組織ワグネルの対立が深まっている。そもそもロシアにおいて傭兵組織は違法な存在であるが、ウクライナ侵攻の一翼を担うことでその存在感はますます強まっている。プーチンにとっては扱いが難しい存在とな…
-
2023/05/22 山本隆三
G7サミットで脱炭素へのコミットが宣言されているが、脱炭素が実現した暁には、日本はG7の負け組になる。否、その時にはG7からも脱落しているかもしれない。日本が生き残るためには、私たちは何をしなければいけないのだろうか。
-
2023/05/22 西村六善
ロシアによるウクライナ侵攻が正統性のための戦争だという指摘が出てている。プーチン大統領は自分の強権統治を国民が問題視しているのを巻き返すため戦争に打って出て、強い勝利者たる地位を確保しようとしている。同じ問題が中国や台湾にもある。
-
2023/05/22 岡崎研究所
トランプ時代の記憶や、中国・北朝鮮・ロシアの核の脅威を前に、韓国で米国の「核の傘」に対する不信、そして自前での核武装に対する支持が高まっている。「核の傘」に対する不信は日本にとっても他人事ではない。日米韓での協調が必要だ。
|
|