最新記事一覧
「BBC News」の記事一覧はこちら-
2023/12/06 久末亮一
20世紀後半の国際関係に足跡を残したキッシンジャーが死去した。彼の業績の一つは極秘訪中を経て、米中国交正常化への道筋をつけたことで、中国からは「老朋友」(古き良き友)と遇された。ただ、その事績については、毀誉褒貶が付きまとう。
-
2023/12/06 池上重輔
日本でも社会・経済的課題となってきたオーバーツーリズムについて、地元住民の意識と行動を5つの時系列的な段階でたどるという「Doxyモデル(Doxey1975)」を紹介し、象徴的な事例で掘り下げてみたい。
-
2023/12/06 田中充
井上尚弥選手が4団体王座統一戦に臨む。史上9人目となる4団体王座統一をバンタム級で成し遂げた「モンスター」がさらなる快挙へと挑む大一番はNTTドコモの映像配信サービス「Lemino」が独占無料生配信。「モンスター」と「レミノ」の親和性を探…
-
2023/12/06 岡崎研究所
ヨルダンは、国内に多くのパレスチナ人が居住しているほか、ヨルダン川の西岸はパレスチナ国家の領土となることが想定されている。そんな同国のアブドッラー国王がパレスチナ問題は二国家解決以外の解決策はないと確信している。
-
2023/12/05 大山典宏
国が生活保護費を引き下げたことをめぐる裁判で、名古屋高裁は1審判決を取り消した。判決は生活保護費減額を取り消した上で、国に1人1万円の慰謝料を払うように命じた。厚生労働相に「重大な過失」としたのは初。裁判は新たなステージに移行した。
-
2023/12/05 樫山幸夫
わが国において故キッシンジャー米元国務長官を語るとき、忘れられないのは、1971年に日本の頭越しに行われた米中接近での電撃訪中だ。氏の死去を機会に、キッシンジャー外交から日本が得た教訓に思いを致し、自省してみるのも悪くない。
-
2023/12/05 山崎文明
LINEヤフーが利用者情報を含む個人情報40万件が流出したと発表した。2021年にも業務委託先の中国の関連会社の従業員が国内の個人情報データにアクセス可能な状態だった。LINEはすでに日本の通信インフラと言え、安全管理措置の徹底が求められ…
-
2023/12/05 岡崎研究所
中国の核増強について、米国の核専門家の中でも、核増強すべきと、抑制的に対応すべきとの立場がある。中国の核ドクトリンが90年代から積極的、攻撃的なものに変化してきており、それを踏まえた対応が必要だ。
-
2023/12/04 山本隆三
COP28において、国際エネルギー機関が世界の再エネ設備を3倍増にすることを発表した。太陽光、風力発電設備ともに大量の鉱物、セメント、アルミ、鉄を必要とする。中でも、今後調達量が増える重要鉱物と呼ばれる希少な金属資源の確保が課題だ。
-
2023/12/04 田中淳夫
クマに限らず野生動物の生息数に関する情報が曖昧な点について、以前から気になっていた。保護か駆除かを考える際のもっとも基本的な情報が明確でないのだ。それではクマの出没を防ぐ対策を練るのも難しいではないか。
-
〈鼎談〉新領域安全保障
2023/12/04 大城慶吾,木寅雄斗技術革新やウクライナ戦争の戦訓を背景に、サイバー・宇宙・無人兵器といった「新領域」の重要性は増す一方だ。一方で国内法・国際法の議論は、そうした戦場の現実にはまったく追いつけていない。
-
2023/12/04 岡崎研究所
イスラエルに対し、イランはガザでの戦闘を終わらせなければ、黙っていられないと牽制していたが、徐々に「言うだけ番長」であることがわかってきた。米国に対してイスラエルのガザへの侵攻を止めさせるよう求めたのもリスクを減らすためとも言える。
-
2023/12/03 池田 瞬
今年も気が付けばもう師走。何かと気ぜわしい季節だが、忙中閑あり。夜長を充実して過ごせる時期でもある。年末に新たな気づきを得られる本を3冊紹介する。
-
豪雨酷暑の韓国周遊自転車キャンプ旅(第8回)
2023/12/03 高野凌夕日が沈むころ一人の小学生の男の子が来て椅子に座りピアノを弾き始めた。なにか適当に弾いているような弾き方である。曲を弾いている途中で少し考えてからまた弾き始める。なんどか同じ個所を弾いてから次に進む。そんな感じでどこかで聞いたようなピアノ…
-
【特集】海事産業は日本の生命線 「Sea Power」を 国家戦略に
2023/12/03 中西 享日本の海事産業が集中する瀬戸内地域。ここを拠点とする今治造船をはじめとした企業の社長に足元の事業状況と直面する課題について聞いた。
-
『素顔の野茂英雄』(鉄矢多美子著)
2023/12/02 中島章隆28年前、野茂英雄が大リーグに挑戦するまで、日本のプロ野球は「国際化」とは縁遠かった。野茂がなぜ日本での名声を捨て、挑んだのか。本人が説明しようとしないその謎をアマチュア時代の「対決」から解き明かすのが『素顔の野茂英雄』だ。
-
【特集】海事産業は日本の生命線 「Sea Power」を 国家戦略に
2023/12/02 中西 享山口県下関市にある中手の旭洋造船。本社工場を訪ねると、ドックではコンテナ船、艤装岸壁では珍しい捕鯨母船「関鯨丸」の建造が行われていた。日本政府は2019年6月末に国際捕鯨委員会(IWC)を脱退、同年7月から商業捕鯨再開の道を拓いた。
-
2023/12/01 青木健太
日本郵船が運航する自動車専用船がイエメン北部を実効支配するフーシ派に拿捕された。エネルギー資源の多くを海外に依存する日本にとって影響は大きい。フーシ派による船舶への妨害と背後から支援しているといわれるイランが発する警告に注目したい。
-
2023/12/01 野嶋 剛
日本のシェアサイクルは着実に成長しているように見えるが、私たち日本人の「交通の日常」にシェアサイクルが大きな居場所を作ったかといえば、まだそこまではないというのが実情であろう。問題はどこにあるのか。
|
|