最新記事一覧
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2023/11/28 高口康太
電気自動車(EV)はこのまま普及するのか、それとも壁にぶち当たって失速するのか。この数年というもの、飽きるほど聞いた論争だ。2021年以後は普及派を勇気づけるニュースが多かったが、24年は否定派が勢いづくニュースが増えるかもしれない。
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2023/11/28 井上雄介
台湾総統選挙で、最大野党国民党と第二野党民衆党の候補者一本化は、多数の大物が入り乱れる大騒動の末、結局不発に終わった。8年間続く民進党政権の終えんを願う有権者をがっかりさせた。次の焦点は総統選と同時に行われる立法院議員選挙だ。
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2023/11/28 平沢裕子
糖尿病の治療薬が「やせ薬」としてダイエット目的で使用されて品薄状態となり、厚生労働省や日本医師会が「適正使用」を呼び掛ける異常事態となっている。薬を飲むだけでやせられるのは願ってもないことだが、副作用など危険性を忘れてはならない。
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2023/11/28 岡崎研究所
英国のスナク首相は内閣を改造し、ブラバーマン内相を更迭する一方、キャメロン元首相を外相に起用した。キャメロンの外相起用には誰もが驚いた。何故、彼でなければならなかったのか理解出来ない。
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2023/11/27 長尾 賢
インド主催で、グローバルサウスサミットと、G20のサミットがオンラインで開催された。どちらも今年2回目である。なぜインドは繰り返し、これらを開くのだろうか。インドの狙いは何か。大きく3つの特徴から目的が類推できる。
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2023/11/27 中岡 茂
十数年前筆者が群馬森林管理署長だったとき、ニホンジカの有害獣駆除業務に立ち会った。この筆者の経験から、昨今のクマ被害続出にへの対策についての問題点が見えてくる。
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2023/11/27 真田康弘
日本の捕鯨事業が補助金に依存する状態から脱却できていない。それは、1987年から国費による補助のもと調査捕鯨が開始され、2000年代には約10億円前後が国庫から支出されている。捕鯨の将来へビジョンを持つことが求められる。
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2023/11/27 岡崎研究所
ハマスとイスラエルの闘いが中東全域の紛争に拡大する懸念が世界で高まっている。中東の主要国は更なる紛争を望んでいないが、意図しない方向へと進む可能性はある。簡単に起こるとは思えないが、関係国が誤算しないよう注意する必要がある。
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豪雨酷暑の韓国周遊自転車キャンプ旅(第7回)
2023/11/26 高野凌今回韓国を旅行して違和感を覚えたのは韓国における特異な歴史考察の視点である。歴史的出来事を考察するときに被害者的立場から考察・分析するのである。歴史的出来事を当時の世界情勢から分析するとか、客観的な第三者の立場で考察するのではなく、“被害…
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絵画のヒストリア⑤
2023/11/26 柴崎信三レンブラントの代表作「夜警」は、当時のオランダ・アムステルダムが西インド諸島や南米など植民地の富をもたらし、人と資金の流入と新しい技術の発展を促した都市であったことを物語る。チューリップ・バブルと呼ばれる投機ブームでの狂騒も描いている。
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神奈川県足柄下郡
2023/11/26 羽鳥好之観光客で賑わう箱根湯本駅前の商店街を抜けた先にある塔之澤。老舗旅館が多い川沿いのエリアに川端康成が深夜にひっそりと執筆をしていた宿がある。
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2023/11/25 葛西龍樹
慢性不眠症に対し、日本の診療アプローチが諸外国と大きく異なる。日本が睡眠薬を用いた薬物療法が中心であるのに対し、諸外国は認知行動療法をとっている。そこには、日本の保健医療制度と医師の専門教育などかなり複雑な要因が絡んでいるとみられる。
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【特集】海事産業は日本の生命線「Sea Power」を 国家戦略に
2023/11/25 マルク・レビンソン ,土方細秩子グローバルサプライチェーンの立役者である「コンテナ」。コンテナリゼーションが実現した本当の理由、コンテナの未来について聞いた。
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【特集】海事産業は日本の生命線「Sea Power」を 国家戦略に
2023/11/24 友森敏雄物理的に人が足りない中で、できることは効率化と技術革新しかない。働き方改革を進める現場と、世界初の「無人運航船」の取り組みを紹介する。
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2023/11/24 伊藤弘太郎
ロシアによるウクライナ侵攻以後、西側自由主義諸国の中で韓国防衛産業の存在感は高まるばかりだ。朝鮮半島が東西陣営の武器庫となりつつあるが、韓国が実はロシアと軍事でのつながりがあることは忘れてはならない。
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2023/11/24 原田 泰
低金利が、生産性の低いゾンビ企業を存続させ、結果、生産性も給料も上がらないという議論がある。しかし、この議論については、ゾンビ企業がどういう企業なのかということについての認識の誤りである。
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2023/11/24 岡崎研究所
米ソ冷戦時代、米国の軍事経済両面の国力は挑戦者を寄せ付けなかった。数年前に始まった新たな対立の時代において、米国はそうした抑止力を失いつつある。それは物理的な力よりも世界からの敬意が剝がれつつあることが問題のようだ。
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2023/11/23 中岡 茂
今秋はクマによる人への加害が急増して連日報道されている。今年はクマの行動範囲が山間部から市街地へと広がっているようだ。このクマの行動範囲拡大は容易に予想できたにも関わらず基礎的調査を怠って、対策が後手に回ったと言える。
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2023/11/23 小谷 賢
世界のインテリジェンス強国を挙げよ、という議論になると、必ず名前が挙がるのが『007』の母国、英国だ。ただ英国が一貫してインテリジェンスに強かったわけではなく、そこには試行錯誤の歴史があった。
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2023/11/23 岡崎研究所
IMFの助言機関である国際通貨金融委員会は、IMFが「有意義な規模」で増資することを支持する議長総括を公表した。IMFの改革は避けて通れない。今年のG20首脳会議やBRICS首脳会議で見られたように、難しい政治上の問題にもなっている。
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