「ライフ」の最新記事一覧
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2022/05/25 葛西龍樹
慢性腎臓病は、家庭医が診療だけでなく、日常の生活でのセルフケアがとても大事である。だが、日本では、インターネットを使って一般の人にとってわかりやすく質の高い医療情報を探すことに大変苦労する。
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2022/05/24 吉富望
ロシアの暴挙に対し、ウクライナ人は自由や独立という「価値」を守るため命を賭して戦っている。日本人は戦争を「自分事」と捉え、守るべき「価値」を明確にして本気で備えるときだ。
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『36歳のグリーンボーイ江夏豊』(高橋正嘉著)、『善と悪 江夏豊ラストメッセージ』(松永多佳倫著)
2022/05/23 中島章隆野球が日本に伝来して2022年は150年の節目の年となる。150年の長い時間をかけて、ついに米国でも頂点を極める選手を日本から輩出できた。ただ、日米野球交流を振り返るとき、一人の天才左腕投手の挑戦と挫折が正史から漏れかけていると思わずにい…
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2022/05/22 唐木英明
政府はようやくマスク着用に関する政府見解を発表した。欧米各国は罰則付きで義務化していたのに対し、日本は「お願い」だけでもほぼ全員がマスクを着用している。この判断根拠が「リスク最適化」、すなわちマスクするリスクとしないリスクの比較だ。
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健栄住宅商事
2022/05/22 磯山友幸不動産仲介業を営む長瀬栄二郎さんは、仲介の枠を超えて「出会いを創生」することで、地域に働く場も生み出している
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2022/05/18 栗原 聡
われわれに大きな便益をもたらしたAIやデジタルの進化で「人間の均一化」が進む可能性がある。「即応」を求められる今こそ「熟考」し、人間主導でテクノロジーと共生する未来を構築すべきだ。
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高田保馬自伝「私の追憶」
2022/05/17 筒井清忠近現代史への関心は高く書物も多いが、首を傾げるものも少なくない。相当ひどいものが横行していると言っても過言ではない有様である。この連載はこうした状況を打破するために始められる、近現代史の正確な理解を目指す読者のためのコラムである。
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人が本能として求めるゼロリスク
2022/05/16 唐木英明「危ない食品添加物一覧」といった特集記事が週刊誌はじめメディアをにぎやかしている。これは「無添加」表示を制限する消費者庁ガイドラインへの反発だが、こうした特集は、人が動物としての本能で「危険」情報を求めているため繰り返され続ける。
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2022/05/14 松永和紀
除草剤グリホサートとネオニコチノイド系殺虫剤は、質問が相次ぐ2大農薬。残念なことに間違った情報も広がっています。今回は、「発がん性疑惑農薬」などと喧伝されるグリホサートをめぐる科学と海外事情を詳しくお伝えします。
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2022/05/13 小山俊樹
広がる経済格差や国民不在の政党政治、不安定化する国際環境──。政党政治を斃(たお)した五・一五事件当時と類似する現代を生きるわれわれはこの事件から何を学ぶべきか。
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2022/05/12 結城康博
新型コロナによる介護現場の実態はいまだ深刻であるが、要介護者における「フレイル」「機能低下」が懸念されている。「陽性」となると、介護サービスができない状態となるためで、「ウィズコロナ」の課題として考えていかなければならない。
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2022/05/11 大山典宏
非効率な行政サービスはいつの時代も批判にさらされる。改革が叫ばれるが、一向に改善する気配がない。その対策として叫ばれるのが、民間手法の導入である。こうした耳に心地よい「焼畑農業」式の対策が、現場の荒廃を招いている。
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2022/05/10 新田日明
日本の至宝は着実に進化を遂げている。千葉ロッテマーリンズ・佐々木朗希投手のことだ。完全試合を成し遂げて以降も確かなインパクトを残す投球を見せ、国内だけでなく、米国内でも「一体いつ、MLBにやって来るのか」という話題で持ち切りとなっている。
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2022/05/09 渡辺好明
産地偽装問題で揺れていた「熊本産アサリ」の出荷が再開された。ただ、食品表示法ができても再三にわたり是正の指示・公表を受けているところから、もはや業界の「体質」「構造」、そのものといわざるを得ない。根本からの対応がないと事態は変わらない。
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アガサ・クリスティー、エラリー・クイーン、横溝正史……ドラマを彩る名作
2022/05/08 田部康喜「元カレの遺言状」は、「自分を殺した犯人に全財産を譲る」という元カレの森川製薬の御曹司・森川栄治(生田斗真)の遺言をめぐって、元カノの剣持麗子(綾瀬はるか)と相棒となった篠田敬太郎(大泉洋)が謎を解いていく異色のミステリーである。
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『物価とは何か』渡辺努著
2022/05/07 池田 瞬長くデフレの時代が続いてきたわが国に、いよいよ「インフレ」の4文字が意識されはじめた。そんな社会の風潮を反映してか、『物価とは何か』がロングセラーになっている。気鋭の経済学者が物価をどうとらえればよいか、分かりやすく解説している。
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2022/05/06 山本隆三
新電力とよばれる電気の小売事業者の撤退により、電力小売り事業者の切り替えを迫られた家庭もあるが、新しい小売事業者を選択可能だ。しかし、産業・業務用電気については、話は別だ。なぜ電気が来なくなるのだろうか。最終保障供給って何だろうか。
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日本第一主義の「コロナ鎖国」 これでは世界から見放される
2022/05/04 筒井清輝コロナ鎖国を長引かせた日本には「外交」の視点が欠如していた。知日家・親日家の育成に向け、国際交流の価値を再考するときだ。
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日本第一主義の「コロナ鎖国」 これでは世界から見放される
2022/05/03 山岸敬和厳格すぎる水際対策を続けてきた日本。これまでの対応を総括し、日本が世界から「選ばれる国」になるには何が必要なのか。