「ライフ」の最新記事一覧
-
2025/06/20 田中充
プロ野球の日本シリーズ中継と同じ時間帯に、ワールドシリーズのダイジェストを放送したフジテレビに対し、取材パスを没収したNPBへ公正取引委員会が行政処分した。「取材拒否」は妥当だったのか。
-
木村泰子×山本崇雄『「教えない」から学びが育つ』特別対談第3弾(後編)
2025/06/20 山本崇雄「教えない授業」を受ける子どもたちは、なぜ意欲的で自ら学びを得ようとするようになるのだろうか。今こそ考えるべき教員のあり方とは――。
-
木村泰子×山本崇雄『「教えない」から学びが育つ』特別対談第3弾(前編)
2025/06/19 山本崇雄これまでの日本の学校教育において、教員には子どもを理解することが求められてきました。しかし、「子どもを理解する」ことは本当にできるでしょうか。教師が傲慢になってしまってはいないでしょうか。
-
第2回 戦災樹木は何を語るのか─研究者に聞く(前編)
2025/06/17 堀川晃菜戦争体験者が減りゆく日本で“最後の生き証人”として戦争の痕跡を生々しく伝える戦災樹木。しかし、その存在はあまり知られていない。なぜ物言わぬ樹木が“語り部”となり得るのか。『甦る戦災樹木 大空襲・原爆の惨禍を伝える最後の証人』(さくら舎)の…
-
2025/06/16 大城慶吾
マンガ・アニメなどが成長する一方、新聞、テレビなどの存在感が低下している。こうした状況は将来、日本社会にどのような影響を与えるのか。
-
2025/06/15 藤原章生
書籍『チベット紀行~トランスヒマラヤを巡る』は学者や元官僚ら平均年齢70歳の7人がチベット高原3500キロを3週間かけてかけ抜けた記録。日本列島が6つすっぽり入る広さに人がほとんどいない「世界一寂しい土地」になぜ、彼らは惹かれたのか。
-
『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第3回
2025/06/15 高野凌3月22日。アルゼンチン最大のワイン生産地メンドーサ。ここのホステルで同宿した36歳の大学教員は、ミレイ大統領をWorst Crazy Presidentと酷評。インフレが収まったことは評価するも、ミレイの改革を資本家・富裕層は大歓迎して…
-
2025/06/13 村上悠太
ドクターイエローで特筆すべきは、「見ると幸せになる」と言われ、鉄道ファンに限らず幅広い層から人気を集めたことでしょう。結果として、ドクターイエローによって、東海道・山陽新幹線の安全運行を支えている、電気・施設など鉄道インフラに関する業務、…
-
2025/06/10 富坂 聰
巨星、逝く。長嶋茂雄のことだ。やっぱり大スターだった。そう認めざるを得ない。たとえ量子のレベルから生粋のドラゴンズファンかつアンチ・ジャイアンツであっても、そこは肯じるしかない。なぜか。まず、スター性だ。
-
2025/06/09 村上悠太
ドクターイエローT4編成にとって最後の検測となった、2025年1月28、29日の「ラストラン」。その引退の際には、数多くのファンが「ありがとう」と、およそ24年間にわたり東海道・山陽新幹線の安全運行をかげながら支え続けた感謝の思いを伝え、…
-
『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第2回
2025/06/08 高野凌官公庁の半分を廃止して緊縮財政を断行し、就任1年で財政収支を黒字化したミレイ大統領の有言実行を絶賛。アルゼンチンの対外債務の削減と、リスケを主導したIMFもミレイ大統領の手腕を高く評価していると解説した。米国の影響下にあるIMFは、ミレイ…
-
2025/06/07 田部康喜
「あなたを奪ったその日から」は、北川景子が本格派女優として、成長を遂げるかどうかの試金石となる作品である。サスペンスの中でも、本作は、被害者が加害者となるという舞台設定のなか中で、観る者を揺さぶる傑作である。
-
2025/06/07 水代優
久しぶりに東京の湯島界隈を歩きました。ナショナルチェーンではない小規模な飲食店が立ち並んでいる様子は、どこか大阪のまちと似ているように感じます。そんな湯島の飲食店街の一角にあるのが「ゆしま花月」です。いつもセンスが良いお土産をくれる知人か…
-
2025/06/05 唐木英明
コメ不足による価格高騰で基準値を超えたコメを正常なコメと混ぜれば安全であり、供給に役立つのではないかという声もあるが、食品衛生法で許されていない。ただ、福島第一原発の処理水は希釈により海洋に放出される。この違いは何なのだろうか?
-
山師のガンファイター第10回
2025/06/05 中村繁夫がんは、僕の人生を編集しに来た編集者だった。若い頃はがむしゃらに世界を駆け、働き、中年期は地位や成果を追い、老年期にさしかかって、「さて、この人生、どうまとめるか」と迷っていたときに、がんという赤ペンがやってきた。がんは問いかける。「この…
-
2025/06/03 田中充
プロ野球・巨人軍の選手、監督として活躍し、「ミスタープロ野球」と呼ばれた長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督が3日、亡くなった。昭和、平成、令和の時代を生き、戦後の日本において、野球を国民的娯楽へと押し上げた時代の立役者だった。
-
『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第1回
2025/06/01 高野凌アルゼンチン南端のパタゴニアで遭遇した2人のユダヤ人女子の話を聞いて、筆者の上記の夢想は完膚なきまでに粉砕された。筆者は2人の真摯な言葉により“ユダヤ民族の生存圏確保”の深刻な歴史的背景がやっと理解できたように思う。
-
絵画のヒストリア㉓
2025/05/31 柴崎信三20世紀米国を代表する写実画家、アンドリュー・ワイエスは平凡な日常を生きる農婦のヘルガを15年にわたってモデルとした。2人の秘められた日々をメディアは「世紀の密会」と呼んだ。それは〈片隅のアメリカ〉の「暗黙の物語」だったのかもしれない。
-
2025/05/31 城島明彦
5月31日は大河ドラマ主人公・蔦屋重三郎の命日です(旧暦では5月6日)。菩提寺・正法寺では6日に法要が執り行われ、限定御朱印が頒布されました(31日も頒布予定)。ここでは、同寺に建つ供養碑が、近代以降、震災と戦災をくぐり抜け現在に至った秘…
-
マンガ家・浅野いにおインタビュー
2025/05/28 梶田美有マンガを取り巻く環境は2000年代以降、大きく様変わりしている。最前線をひた走る気鋭のマンガ家が硬直的な業界の体質に警鐘を鳴らす。
|
|