「1週間でいいのか?」
育児休暇を申請したところ、上司にそう言われました。情報機器メーカーの経理部に所属する私。決算期である10月は残業続きで、平日夜はほとんど家族の顔を見ていませんでした。上司も気を使ってくれたのかも知れません、、、
仕事の山が越える11月初旬、生後8カ月の娘のために、1週間だけだが育児休業の取得を決めました。勤務する会社の制度としては男性社員も女性と同等に育児休業を取る権利はあるものの、男性の育休取得実績はまだ数えるほどです。恐らくどこの会社も似たような状況ではないでしょうか。自分の育休がどんなであったかを共有することで、どなたかの参考となればと思いながら、今回、体験記を書かせて頂きます。
もうすぐ育休が始まります。決算発表も終わり、ようやく一息つける頃に、夏休みでもなく、正月休みでもない、新しい種類の休みに入るのは、とても気分が良いです。
初回の今回と次回の投稿では、育休を取得するまでについて、お話したいと思います。
「家族のために、とか言って」
育休を取ろうと思った一番の理由は、今年3月に娘が産まれて以来、8カ月間育休を取ってくれた妻(以降、M女氏)が職場復帰するタイミングに家族のために働いても良いかなと思ったからです(ジョン・レノンも言っていたな)。前々からM女氏には、仕事の山を外した時期に育休を取ろうと思っていることを伝えていました。だから、夫婦で相談して、繁忙期の決算期を外して、M女氏の復帰時期も決めてもらいました。
以下、その時のM女氏と私のメールのやり取り。育休取ってもらえると助かると伝えて貰ったことで、私の育休取得の予定からアクションまでが一気に進んだのです。
「決意が揺らぐ前に会社に電話して来月5日から復帰の希望を伝えたよ(にこ)
社長と相談してまた決まるけど、しばらくは16時退社で良いんじゃないか?って。
可能であれば11月の私の復帰の後、1週間くらい、育休取れたら取ってもらえると助かります(にやり) By M」
「素晴らしい決断。
人生色々動きあるが、これからもよろしく。
育休の件、上司と相談するから。 BY 私」