就活戦線、異常アリ?
就活サイトを使わない学生たち


カツセマサヒコ (かつせ・まさひこ)  プレスラボ

1986年東京生まれ。既婚。2014年、4万人の印刷会社から5人の編集プロダクション・プレスラボに転職。総務部から編集/ライターへの業種変更をする。趣味はスマホの充電とSNS。Facebookの「いいね!」欲しさに奔走するミーハーライター。

炎上?感動?ネットで話題のニュース

テレビのニュースには拾われないかもしれないけれど、ネットの一部で盛り上がったあの話題。知りたいあなたへお届けします。(画像: Bet_Noire)

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3月解禁! 就職活動支援サイトのアプリも登場

 2016年卒(現・大学4年生)の就職活動が3月から始まった。「学業専念」という政府の要請に経団連が応えた結果、これまでの就活スケジュールから3ヵ月後ろ倒しのスタートとなり、12月の情報解禁が3月までずれ込んだ。経団連に所属している企業であれば面接開始日も8月1日からになるので、今年の夏は例年よりもリクルートスーツを着た学生を多く見かけることになりそうだ。

 就職活動を取り巻く環境はここ20年で大きく変わった。1995年、まだパソコンも一般家庭に普及していなかった当時は、就職活動支援サイトの最大手である「リクナビ」や「マイナビ」も存在せず、就職志望の学生は辞書のようにぶ厚い採用情報誌を見て、ひたすらハガキを投函することで企業にエントリーをしていた。

 2005年ごろになるとインターネットも普及し、エントリーもクリック一つでできるようになる。企業へのエントリーに対する障壁が低くなったことから、1995年と比較すると業界や企業を絞る学生は減少し、一人当たりのエントリー数は急増した。

 そして現在、就職活動のツールはパソコンからスマートフォンへのシフトが始まっている。リクルートが運営する「リクナビ」は、同サイトと連携したスマホアプリをリリース。まさに「いつでもどこでも就職活動ができる状況」が構築されつつある。説明会の予約も電車の中で行うのが当たり前になり、人気企業のセミナーはものの数分で満席になるという。

 ITの発展によって企業情報は手に余るぐらい入手しやすくなった。学生たちにもスピード感が求められるようになり、例年、我先にサイト登録をしようとする学生が溢れる。「リクナビ」や「マイナビ」のサイトオープン直後には毎年サーバーダウンが報じられ、ネット上では一種のお祭りのようになっている。

参考:午前0時にリクナビマイナビが仲良くダウン 今年も就活解禁の時期がやってまいりました(ねとらぼ)
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1503/01/news014.html

 こうした事象が毎年起きている限り、学生がヨーイドンで就職に向けて動き出す姿勢は、今後も変わらないように思える。しかし一部の業界においては、「リクナビ」や「マイナビ」といった就職活動支援サイトにとらわれない、新たな就職活動もスタートしているのである。

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著者

カツセマサヒコ(かつせ・まさひこ)

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1986年東京生まれ。既婚。2014年、4万人の印刷会社から5人の編集プロダクション・プレスラボに転職。総務部から編集/ライターへの業種変更をする。趣味はスマホの充電とSNS。Facebookの「いいね!」欲しさに奔走するミーハーライター。

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