2024年5月3日(金)

京都医塾

2024年1月22日

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偏差値60以下では合格不可能といわれるほど熾烈な医学部入試。夢破れて意気消沈の果て、なぜ落ちたかも理解しないまま浪人生活を始める受験生は多いという。だが、再起を図るなら失敗直後の「診断」こそが鍵となる。偏差値30台からの挑戦でそれを証した生徒の物語を追う。
(左)偏差値36.9から1年で合格した千葉玄人くん(右)京都医塾 清家二郎塾長

医学部受験に惨敗
再起をかけて京都へ

 「今のきみの学力では、1年後に医学部に合格する確率は5%以下」。千葉玄人くんに下された診断はあまりに痛烈だった。自分に実力が足りないのは知っていた。でも全国有数の進学校で中高一貫して学び、小学6年の時には模試で県内1位になったこともある。なのに、英語も化学も物理も学力は中学の内容まで戻らなくてはならないレベルだと、目の前で塾長は宣告する。しかも入塾後、最初に受けた実力テストの偏差値は36.9だった—。

 医学部受験に敗れた直後、千葉くんと両親が駆け込んだのは、偏差値40からの医学部合格で知られる「京都医塾」。一次合格率は72%、最終合格率も60%という(*)。本当なのか。半信半疑で京都に赴き、一泊二日の合格診断に臨んだのだ。

 *2022年度4月時点で偏差値40以上の京都医塾 高卒生の合格率

 ここには入塾審査はなく、合格診断も無料だが、学力判定は手厳しい。まず全教科の診断テストで到達度を測定。次に1対1の個人授業を踏まえ、なぜ落ちたのか、どうすれば合格できるかが徹底して分析され、個別面談で容赦のない指摘を受ける。さらに、合格への最短ルートを記したロードマップが手渡され、完遂に必要なカリキュラムまで提案される徹底ぶりだ。そのすべてが、千葉くん一人のために組まれたオリジナルプランであることに驚いたという。

合格への突破口は中学レベルの基礎学力

 「やるっきゃないと思いました」。追い込まれた千葉くんは逆に発憤した。入塾を決め、寮生活がスタート。朝6時起床、8時には登校し、22時に下校するまで1日14時間、土日も含めて連日の勉強漬け。苛酷にも思えるが、規則正しい生活が集中力を高め、暗記力や学習効率が格段によくなったと千葉くんは振り返る。加えて基礎学習の徹底だ。「すべての分野で基礎知識が不十分」「だが、それさえ固めればグンと伸びる可能性はある」。講師陣の言葉を信じ、自己流を捨て、指導に沿って愚直に課題をこなすことに全力を注いだ。

 変化が訪れたのは半年後。「10月頃にようやく、手も足も出なかった問題が解けるようになりました」と言うが、それでも全国模試では偏差値54。偏差値60以下でも合格した昔と違い、今はまったく不十分。そのギャップを埋める「見えない4カ月」の起死回生に最後の望みを賭けた。

 「11月から受験本番までは大きな模試がありません。実力が見えにくいこの時期に力を振り絞れば可能性は十分あると、塾長からの言葉を信じて頑張りました」

完全オーダーメイド
夢実現までの最短ルート

 翌年2月、千葉くんは3校の一次試験に合格。第一志望校にも最終合格を果たし、悲願を成就した。たった1年で偏差値30台からの医学部合格。この夢物語を現実に変えたのは千葉くん自身の努力にほかならないが、必然的に奇跡を起こす塾の仕組みが働いたことも確かである。

 すなわち、「絶対基礎力」重視でつくる完全オーダーメイドの学習プラン。専用個人ブースでのマンツーマン授業と、レベル別集団授業の合わせ技。年間3500時間を超える圧倒的な学習量。生徒1人を13人の講師が支えるワンチームの面倒見。そのすべてが、京都医塾の流儀である。

 千葉くんは今、応援を続けてくれた講師と両親への感謝を胸に、地域医療への貢献という新たな目標を掲げている。

京都医塾では専用ブースでの個人授業が基本。モニターとタブレットを使い、講師と情報を共有しながら学習する。
徒歩5分で通える塾生専用寮には寮母が常駐し、健康管理も万全。
塾での食事は専属の管理栄養士による特製弁当で安心。
京都医塾のオンライン授業が本格始動。通学できなかった全国の現役高校生から注目。