ネット時代の戦略兵器「陰謀論」(仮)

長迫 智子:著 ,小谷 賢:著 ,大澤 淳:著
電子版あり
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ネット時代の戦略兵器「陰謀論」(仮)
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ネット時代の戦略兵器「陰謀論」(仮)
長迫 智子:著 ,小谷 賢:著 ,大澤 淳:著

米大統領選でトランプが語った陰謀論を徹底解説!  陰謀論という兵器がネット空間を飛び交う乱世への処方箋

定価:1,870円(税込み)
四六判並製 約200ページ
発売日:2025年 1月20日
ISBN:978-4-86310-291-0
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◎米大統領選でトランプが語った陰謀論を徹底解説!
 陰謀論という兵器がネット空間を飛び交う乱世への処方箋


戦争、新型コロナ、そしてアメリカ大統領選挙……今日もネット空間では、様々なテーマの荒唐無稽な陰謀論が飛び交っている。そして2021年のアメリカ議事堂襲撃事件に代表されるように、今や陰謀論は「一部の物好きな人々による趣味」という枠を越え、日本を含む民主主義国家の政治、社会、そして安全保障にまで、大きな影響を及ぼすようになった。
そして中国などの権威主義国家は、陰謀論を「兵器」として活用し、民主主義国家のSNSなどネット空間に送り込み、社会の分断を加速させるための「認知戦」を展開するようになった。
この混迷の時代に、私たちはどう陰謀論に向き合うべきなのか。偽情報や情報戦の専門家3名が、陰謀論に安全保障の視点から切り込み、その全体像に迫る!

<本書の目次>

第1章 陰謀論の王・トランプとアメリカ大統領選挙
第2章 陰謀論に翻弄される世界
第3章 陰謀論を「兵器化」する中国とロシア
第4章 陰謀論が跋扈する日本

※内容は予告なく変更となる可能性がございます

著者プロフィール
長迫 智子 (ながさか ともこ)

東京大学文学部(宗教学・宗教史学専攻)卒。同人文社会研究科宗教学・宗教史学専攻修了。修士(文学)(2012年)。情報セキュリティ大学院大学情報セキュリティ研究科修了。博士(情報学)(2023年)。2019年9月から2023年9月まで笹川平和財団研究員を務め、2023年11月より情報処理推進機構(IPA) 研究員。サイバーセキュリティを専門とし、サイバー空間におけるディスインフォメーション(Disinformation)を中心とした情報操作型サイバー攻撃による情報戦や影響工作を中心に研究を行う。近著は「情報戦は地政学ーロシアの偽情報戦略を解く」『外交』Vol.73 (May/Jun. 2022)など。第20回自由民主党国際政治・外交論文コンテスト特別賞受賞。

小谷 賢 (こたに けん)

日本大学危機管理学部教授。専門はインテリジェンス研究、イギリス政治外交史。1973年京都生まれ。立命館大学国際関係学部卒業、ロンドン大学キングス・カレッジ大学院修了、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。防衛省防衛研究所戦史部教官、英国王立防衛安保問題研究所(RUSI)客員研究員、防衛省防衛研究所主任研究官を経て現職。主な著書に、『モサド』、『日本軍のインテリジェンス』、『インテリジェンス』、『インテリジェンスの世界史』など。

大澤 淳 (おおさわ じゅん)

中曽根康弘世界平和研究所主任研究員。慶應義塾大学法学部卒、同大学院修士課程修了。外務省外交政策調査員、米ブルッキングス研究所客員研究員、内閣官房国家安全保障局参事官補佐、同局シニアフェローなどを経て現職。鹿島平和研究所理事を兼務。専門は国際政治学(戦略評価、サイバー安全保障)。

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