◎米大統領選でトランプが語った陰謀論を徹底解説!
陰謀論という兵器がネット空間を飛び交う乱世への処方箋
戦争、新型コロナ、そしてアメリカ大統領選挙……今日もネット空間では、様々なテーマの荒唐無稽な陰謀論が飛び交っている。そして2021年のアメリカ議事堂襲撃事件に代表されるように、今や陰謀論は「一部の物好きな人々による趣味」という枠を越え、日本を含む民主主義国家の政治、社会、そして安全保障にまで、大きな影響を及ぼすようになった。
そして中国などの権威主義国家は、陰謀論を「兵器」として活用し、民主主義国家のSNSなどネット空間に送り込み、社会の分断を加速させるための「認知戦」を展開するようになった。
この混迷の時代に、私たちはどう陰謀論に向き合うべきなのか。偽情報や情報戦の専門家3名が、陰謀論に安全保障の視点から切り込み、その全体像に迫る!
<本書の目次>
第1章 陰謀論に揺れたアメリカ大統領選挙
第2章 認知領域の戦いにおける陰謀論の脅威
第3章 ロシアと中国の認知戦戦略
第4章 戦場となる日本の情報空間
※内容は予告なく変更となる可能性がございます