人事部必見! 御社の研修ここが足りない

2012年7月31日

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 国内企業がグローバル化する中で、企業の基幹システムなどを構築するシステムインテグレーション企業(メーカー系以外)は、依然として国内を主戦場としてきた。しかし、国内にとどまっていれば規模の拡大は望めない。NTTデータは2005年から視野を世界に拡げ、積極的なM&Aを実施。現在は36カ国・地域で事業を展開する。喫緊の課題は一体感の醸成と互いを高め合う相乗効果。それを実行、実現させる幹部社員の育成を目指し、グローバルリーダー育成プログラム(GLP)が実施されている。

【会社データ】 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ  *2012年3月末現在
設 立 :1988年(昭和63年)5月23日
資本金 :1,425億2000万円
所在地 :本社=東京都江東区豊洲3-3-3
代表者 :代表取締役社長 岩本敏男 氏
社員数 :10,579人(単独)、59,000人(連結)うち海外社員数約26,000人
グループ企業:223社(海外約150社)
連結売上高:1兆2,511億円
事業内容:システムインテグレーション事業、 ネットワークシステムサービス事業等

積極的なM&Aで海外拠点を拡充

 NTTデータは連結売上高で1兆2,500億円を超える、システムインテグレーター業界の巨人。金融機関、公共機関の主なシステムを構築・運用する。日頃は目にしないコンピューターネットワークの大半は、NTTデータが構築したシステムだ。銀行のATM、クレジットカードでの決済、年金システムなど、われわれの生活に密着した存在でもある。

西畑一宏氏 (撮影:編集部)

 日本のIT市場拡大に合わせて成長を続けてきた同社だが、長引くデフレ経済、国内産業の海外シフトなどでIT需要は頭打ちになり、新たな成長を求め海外進出を加速することになった。「海外展開は出遅れ感があった。国内で成功したが顧客が海外に出ていき国内にとどまってくれない。この状態で持続的な成長は厳しくなると判断した」と西畑一宏・常務執行役員国際事業統括担当は、グローバルビジネスへの展開を説明する。海外展開は、種を植えて収穫を待つ余裕はなかった。積極的なM&Aで価値観を共有できる企業を傘下に収めていった。

 海外ITサービス企業のM&Aを本格的に開始したのは2005年から。現在までに築いた拠点は、36カ国・地域となり、海外売上高は2,000億円を超えた。「まだ第1ステージです。M&Aは続ける方針で、規模の拡大は道半ば」と西畑常務。目指すは世界トップの5本指に入ることであり、そのためのチャレンジは続ける考え。そこで重視するのが、現在までに築いたグローバル体制の定着化だ。足元がぐらついては、その先の拡大は見込めないばかりか、崩壊してしまうからだ。

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