2024年4月27日(土)

世界潮流を読む 岡崎研究所論評集

2012年12月21日

 中国の軍事的台頭と外交上の自己主張の強化が各国の反応を呼び起こしており、東アジアでも東南アジアでも軍拡競争の時代になりました。日本としても対応せざるを得ない状況になってきていることを強く認識する必要があります。

 11月下旬に中国の空母「遼寧」で艦載機の着艦試験に成功した、と報じられているように、中国の海軍力は着実に向上しています。中国の空母機動群が東シナ海を遊弋するような事態を避けるには、日本も接近阻止に努める必要があります。それは、何も特別なことをするわけではなく、潜水艦と航空戦力の増強ということになります。

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