ペットビジネス最前線

2013年7月24日

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 例えば今年東京都では、「動物愛護ふれあいフェスティバル」が上野で開催される予定です。

 http://www.doubutsuaigo.jp/hp/index.html

 テーマは「捨てず、増やさず、飼うなら一生」となっており、テーマ通りであれば、「安易な飼育を行わない、させない」とも解釈できます。現在問題視されている行政での殺処分問題と飼い主意識を関連付けるものと確信できます。構成団体・協賛団体共に動物愛護法の改正に重要な役割を持つ団体の集まりでもあるため、改正動物愛護法が施行されるのと同じ時期に、非常に有効な内容を伝えるものとなるでしょう。大いに期待したいイベントです。

 東京都だけではなく、各自治体でもこの公共性を持つイベントは行われますので、足を運んでみる価値は大きいのではないでしょうか?

華やかなビッグイベントの目的

 コンベンションセンターなどを使ってのビッグイベントが年に数回行われています。

 一つは畜犬団体が主催する犬の品評会、いわゆるドッグショーの国際大会です。

 見事に手入れされた犬たちが競う姿に思わず見とれてしまう、そんな場面に出くわすことも少なくありません。

 ドッグショーは、本来その犬種を健全に守り育種するという目的を持つイベントで、愛好者やブリーダーの情報交換の場としての一面も持ち長く継承されています。しかし、近年その運営が難しくなってきていると聞きます。長引く不況によって、参加者が減っていること。また高額なショードッグの売り上げが伸び悩んでいること。さらに国内の動物に関する扱いが問題視され、海外から優秀な遺伝子を持つ犬の持ち込みが制限されていることなどが原因として挙げられています。

 本来の目的だけであれば起こり得ない事態とも思えますが、ショーによって特定の犬種の流行を作るなど、生体販売を無理やり押し進めてきた経緯があるため、本来の健全な目的を逸したと考えると、イベントの運営がうまくいかなくなるのも当然のことでしょう。

「まともな」イベントでは
もう行われていない生体販売

 一方、ペット関連企業が主催するビッグイベントは毎回盛況です。

 企業ごとに用意されるブースでは新商品の紹介や使い方の講習などが行われます。

 またイベントごとにテーマが設けられており、有識者やタレントさんによる講演などが行われ、来場者への呼びかけや知識の啓蒙も行っています。

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