2024年12月14日(土)

ペットビジネス最前線

2013年7月24日

 さて、ペット関連のイベントと聞いてどんなものを思い浮かべるでしょうか?

 ドッグショーやキャットショーなどはイベントとして有名です。あまりメジャーではありませんが、観賞魚や鳥などの品評会も行われており、愛好家の間で開催されています。

たくさんの人でにぎわうペットイベントの様子。イベントの意義や課題とは……

 コンベンションセンターを使った業界企業主催のイベントも数多く開催されており、ペット飼育者や、飼育を希望する家族などにとても人気があります。タレントさんやアイドルのトークショー、人間さながらのファッションショーなど、華やかな企画は毎年話題になっています。

 これら以外にもドッグスポーツの大会や、同じ動物を飼育しているもの同士のオフ会、獣医師主催のセミナー、動物愛護関連の勉強会、保護動物の里親会などもペット関連のイベントと呼べるでしょう。

 更に近所のペットショップのイベントなども合わせると、規模の大小はありますが実に数多くのイベントが催されていることに気付いてしまいます。

 さて、あなたが必要とするイベントとは? 参加して良かったと思える内容とは?

法に基づく動物愛護週間の
イベントが負う「啓蒙責任」

 国内で行われるペット関連イベントの中で、唯一法律に基づいて開催されるものがあります。

「動物の愛護及び管理に関する法律」
第四条  ひろく国民の間に命あるものである動物の愛護と適正な飼養についての関心と理解を深めるようにするため、動物愛護週間を設ける。
2 動物愛護週間は、九月二十日から同月二十六日までとする。
3 国及び地方公共団体は、動物愛護週間には、その趣旨にふさわしい行事が実施されるように努めなければならない。

 動物愛護週間には、各自治体主催でこの条文に基づいてイベントが催されます。

 公共性を持つイベントは、一般飼い主への動物の適正飼養の啓蒙について大きな責任が付きまとうと考えます。


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