動物の命について考える、とあるドキュメンタリー映画が上映されました。そして後日、この映画を観た観客が動物の命に対して意見を述べ合うワークショップが開催されました。
まず、映画に出演している方たちのお話を伺うことから始まりました。監督、プロデューサーも映画に対する思いを語ってくれました。
震災で家族としての動物を失った人たち。震災によって取り残された動物たち。現地でそれらの命を守り続ける方たちの活動や現状を写したフィルムを見て改めて感じる命の尊さ。では自分は何ができて何をするべきなのか―。映画を観たという共通項だけで集まった人たちがランダムにグループを作り、意見を出し合う場です。動物保護関連の活動をしている方や、動物を育てたことのない方、現実を知って何かしたいと思った方…。立場は様々ですが、人間は現実を知ることでこんなにも命に対する感情が芽生える、もしくは蘇るのだと改めて感動しました。
命に対するスタンスは皆さんそれぞれ違うのだと思います。しかしながら命を改めて尊く感じ、自分なりにでも大切に扱うようになっていけるのであれば、イベントとして社会的な意味合いは大きいのだと考えます。
さて、これから秋にかけて沢山の動物関連のイベントが催されます。
参加する側に良い影響を与えてくれるイベントはどのくらいあるのでしょう?
ぜひ沢山足を運んで、命について考えましょう。
ペット連れの場合は当たり前のマナーも忘れずに持参して下さい!!
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