特集:「存立危機事態」発言と日中関係
高市早苗首相が国会答弁で台湾有事を巡り、集団的自衛権を行使できる「存立危機事態」になり得ると述べたことに対し、中国が強く反発している。中国は経済的な制裁が講じられ、修復の兆しは見えてこない。なぜ、溝は深まるのか、歴史的背景や最新の動向を解説・レポートする。
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2026/01/06 勝股秀通中国が2025年末、台湾を包囲する大掛かりな軍事演習をした。米国の武器売却への反発や日本の台湾有事への介入阻止を狙いとするが、口実に過ぎない。高市首相の「台湾有事」発言を口実に中国の対日威圧が常態化されている。どう対応すればいいのか。
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2026/01/01 樫山幸夫高市早苗内閣は高い人気を維持したまま新年を迎えた。衆議院解散・総選挙に首相が打って出て勝利すれば、政権基盤強化につながる。その一方で、時間をかけて慎重に時期を探るという見方も少なくない。
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2025/12/28 Wedge ONLINE編集部高市早苗政権が10月に発足してから2カ月あまり。対中関係の悪化が取り上げられがちだが、経済政策や外交と、課題は山積だ。これまでの記事から、高市政権の政策を検証してみたい。
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2025/12/22 阿古智子権力を集中させる習近平国家主席と「専制君主」のように振る舞うトランプ大統領……。日中の緊張感が増す中、日本は左右の対立を超えて品格を持った対応が必要だ。
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2025/12/18 勝股秀通高市早苗首相の「存立危機事態」発言から1カ月余りが経過した。中国の報復措置は、自衛隊機に対するレーダー照射に続き、核兵器搭載可能な爆撃機による威嚇飛行など軍事力を行使するレベルにまで引き上げられている。中国の狙いを分析する。
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2025/12/08 岡崎研究所高市首相の「存立危機事態」発言に対し中国は反発を強めているが、日本の立場は変わっていない。中国は敢えて危機を演出し、高市首相の力を削ごうとしている。日本は対日圧力は何の成果も挙げないことを示していくべきである。
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2025/12/02 廣部 泉高市首相の「存立危機事態」発言による日中対立が深まる中、米側からの要請で高市・トランプの電話首脳会談が行われた。日本側の期待に反し、トランプ大統領は台湾問題で中国を刺激しないよう諫めたという。日本は米中間の難しい舵取りを迫られている。
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2025/12/01 樫山幸夫高市首相の「存立危機事態」発言に対して中国は日本非難キャンペーンを進めている。懸念すべきは、日本国内で発言を政治的に利用して政権を攻撃する動きが散見されること。国内世論の分裂は、付け入るスキを拡大する。
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2025/12/01 岡崎研究所台湾の人々にとって、韓国・慶州で行われたトランプ大統領と習近平主席の会談ほど、最近大きな関心を呼んだものはない。米中首脳間で台湾が如何に議論されたか、民意は揺れた。関心は日米・日中・日韓関係にも及んでいる。
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2025/11/26 平野 聡台湾有事に関連した高市首相の「存立危機事態」をめぐる国会答弁を契機として、中国が日本へ様々な圧力を加え、外交部・国防部がこぞって「中国の怒り」を大宣伝している。しかし筆者のみるところ、中国側の意思表示のやり方は失敗し、裏目に出ている。
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2025/11/25 渡邊啓貴台湾危機が「存立危機事態」に当たるという高市首相の発言が紛糾している。華々しい外交をスタートさせていた中でである。これらはともに首相が目指す「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」がある。戦後日本が目指した外交の中でどのような意味をもつのか。
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2025/11/21 城山英巳近年、日中間のパイプが急激にやせ細っている。国民からの高い支持率を背に発足した高市政権はその自覚と、パイプの再構築に向けた外交努力が欠かせない。
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2025/11/21 樋泉克夫習近平政権の日本に対する強硬姿勢は、金井正彰アジア大洋州局長を迎えた中国側の劉勁松アジア局長がみせた出で立ちから十分に類推できる。劉局長が人民服のポケットに手を突っ込んでいるのには意味がある。
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2025/11/20 高口康太訪日旅行や留学の自粛、日本映画の公開延期、イベント中止など、対日”制裁”が打ち出されている。なぜ外交問題が、旅行、留学、映画、芸能イベントといった分野にまで波及するのか。仕組みを理解しなければ、中国の対日姿勢は読み解けない。
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2025/11/19 野嶋 剛中国が高市早苗首相の発言への中国の過剰にも見える対日制裁と批判の言辞に対し、「台湾」というファクターの本質的問題がやや見過ごされている。日本と台湾、台湾内部、そして日本内部に分断を作り出す狙いがあると分析できる。
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2025/11/18 中島恵高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁に中国政府が反発、日本への渡航を自粛するよう厳重注意した。日本への留学を慎重にするようにも呼びかけた。中国国民からも戸惑いの声あるが、今後、貿易など経済面への報復にエスカレートしていく可能性もある。
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2025/11/17 勝股秀通台湾有事と存立危機事態を巡る高市早苗首相の発言は、一般に公開されている予算委員会の場で議論する内容だったのか。国会における「秘密会」の運用など議論や審議を改善し、ルールづくりを急ぐ必要がある。
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