タワーマンションからリノベーションへ
流れるヒトとカネ

インタビュー ソニー不動産・風戸裕樹執行役員


Wedge編集部

WEDGE REPORT

ビジネスの現場で日々発生しているファクトを、時間軸の長い視点で深く掘り下げて、日本の本質に迫る「WEDGE REPORT」。「現象の羅列」や「安易なランキング」ではなく、個別現象の根底にある流れとは何か、問題の根本はどこにあるのかを読み解きます。

»最新記事一覧へ

これまでリノベーション物件を購入する層は、「一次取得者」と業界で呼ばれる30代が中心であったが、最近では億ションを購入するような富裕層にまで広がっている。興味深いのは、2000年代に訪れたタワーマンションブームに乗じてタワーマンションに移り住んだ層が、「狭い、立地が不便、子育て環境に不向き、といった理由などで、リノベ物件に移っている」(業界関係者)という動きだ。

リノベーションの一例(横田建築研究所提供)

 彼らは麻布や広尾、代官山といった人気エリアにある邸宅マンションのリノベ物件を好むという。バブル期に建てられた邸宅マンションには、100㎡を超えるものもあり、タワーマンションにはない広さをもつ。

 大手不動産デベロッパーを含む、リノベ業者が中心となって運営しているリノベーション住宅推進協議会の会員数は、10年度の333から今年6月には554へと増え、同協議会が認定した適合リノベーション住宅も10年度の4649件から、今年6月には2万件を超えるレベルにまで広がっている。

1
nextpage
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
「WEDGE REPORT」

WEDGE Infinity S
ウェッジからのご案内

Wedge、ひととき、書籍のご案内はこちらからどうぞ。

  • WEDGE
  • ひととき
  • ウェッジの書籍