読書

2016年6月5日

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ヒト型ロボットベンチャー『SCHAFT(シャフト)』の元CFOで、日本で初めてGoogleに会社を売った経験を持つ加藤崇さんの著書『無敵の仕事術 君の人生をドラマチックに変える!』に関するインタビュー。vol.2では「大きな成果を出したいなら、とにかくダイブする!」というお話をお聞きしました。そんな加藤さんが現在シリコンバレーでチャレンジしていることとは?実際にアメリカに住んでみて感じた日本との環境の違いも含め、ご自身の次なる大きなチャレンジについて語ってくださいました。

















 

守られた環境でプレーすべきではない

―― 「日本にも優秀な人材はたくさんいる」とおっしゃっていましたが、加藤さんは今の日本に希望を持っていますか?

加藤崇(以下、加藤) やる気に満ち溢れた優秀な人材は、もちろん日本にもいます。しかし、どこまでいっても大企業志向だったり、守られている場所でプレーしてしまっていると思うんです。ある種のシェルターの中で働いている感覚です。せっかくの優秀な人材も、気を使ってストレートを投げず、カーブばかりで勝負をしているような。要するに本当の勝負をしていないと思うんです。そういう意味では、日本は人材という資源を半分も使えていないと思います。

―― 「何かやってやりたい!」と思っている人は、シェルターから抜け出して本当の勝負をするべき、というお考えなのですね。

加藤 守られた場所の中でプレーしてしまうと、大きい成果をあげるのは難しくなります。でも、本当の勝負をすることってつらさが伴うんですよね。今の日本には、そのつらさを緩和する制度が整っていないと思います。日本は国をあげてチャレンジする人を支援する制度を整えるべきだと思います。

―― 加藤さんもシャフト立ち上げの時に国内で壁にぶつかり、海外へと目を向けることになりましたよね。

加藤 そうです。同じように日本人の若者が本当の勝負をしようと思ったとしても、今度は国内での規制の多さや資本の少なさ、同じような志を持つ人の少なさに直面すると思います。そうなると国内では難しくなり、海外へ目を向けるようになるのです。だからこそ、「日本で育てて海外へ」と考えるのではなく、最初からアメリカの市場で勝負して、スピードレースに巻き込まれる方が良いのかもしれないと考えています。今僕が手掛けているビジネスも、日本の市場はまったく頭に入れず、アメリカ一点突破です。そのためにも、現在シリコンバレーに住みながら、こちらで働いています。

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