WEDGE REPORT

2016年8月13日

 ドローン(小型無人機)の国際競技大会「ドローンインパクトチャレンジアジアカップ2016」が7月29~31日の3日間、秋田県仙北市で開催された。国内初の国際競技大会で、韓国、中国、シンガポールなど日本を含む7カ国から約70人の選手が参加した。時速150キロにもなるハイスピードでの熱戦が繰り広げられたこの大会で目立ったのは、海外勢の圧倒的な強さ。大会の花形競技「マスタークラス」では、日本人選手が準決勝で全員敗退し、ほかのレースでも国内勢しか参加しなかったレースを除くと海外勢が上位をほぼ独占した。国内勢の苦戦の背景にあるのが、競技用ドローンに対する規制の厳しさ。初の国際大会を通して、課題が浮き彫りになった格好だ。

アジアカップ会場特注ゲート(ドローンインパクトチャレンジ実行委員会提供、以下同)

スピードと迫力で人気急伸中のドローンレース

 ドローンレースは競技用の小型のドローンを使い、パイロットはドローンの搭載カメラからリアルタイムで受信する映像(FPV)をヘッドマウントディスプレイ(頭部装着ディスプレイ)で確認しながら操縦する。最高時速150キロにもなるスピードと、搭載カメラの迫力満点の映像が大きな魅力だ。

マスタークラス予選会の模様

 FPVを使ったドローンレースは近年競技人口が急拡大し、国内外でレース開催が相次いでいる。特に今年3月にドバイで開催された「ワールド・ドローン・プリ」は、賞金総額が1億円以上に達したこと、優勝したのが15歳の少年率いるイギリスチームだったことなどで話題を呼んだ。国内でも競技人口が増え、レース開催が相次ぐ中で、今回初の国際大会「ドローンインパクトチャレンジアジアカップ2016」が開催されたのだ。

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