「子縁」でつながる秋津地域のお父さん 

2015年5月25日

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岸 裕司 (きし・ゆうじ)

秋津コミュニティ顧問

1952年東京生まれ。広告・デザイン会社の(株)パンゲア代表取締役、習志野市立秋津小学校PTA会長時に秋津コミュニティ創設、会長を経て現在顧問兼秋津小学校コミュニティルーム運営委員会顧問。文部科学省委嘱コミュニティ・スクール推進員、学校と地域の融合教育研究会副会長、埼玉大学・日本大学非常勤講師、ほか。著書に『「地域暮らし」宣言』『学校を基地にお父さんのまちづくり』(ともに太郎次郎社エディタス)、『学校開放でまち育て』(学芸出版社)など。

 新年度そうそうにうれしいことがありました。

 「あ! おじさんだ!」と、女の子から声をかけられました。

 「おじさん! 覚えてますか?」と、満面笑顔で女の子は続けます。

 「おお! S子ちゃん、覚えてるよ!」と、私はS子ちゃんの名前をちゃんといいながら少し興奮して応じました。

 S子ちゃんは、秋津地区内にある障がい者の自立支援施設である花の実園に通っているとのこと。で、S子ちゃんが声をかけてくれたのは花の実園が運営する「ポポロ」の軒先から。

 ポポロでは園で育てた各種の草花や手づくり葉書きなどから、特別支援学校をはじめとするほかの施設の手づくり品も販売しています。

お花が常にあふれるお花などの販売所の「ポポロ」。秋津地区にある障がい者の授産施設

 「ポポロ」とはイタリア語で「市民」を意味します。

 多くの市民に集ってほしいとの願いが込められたポポロで頑張るS子ちゃんから声をかけられ、ものすご~くうれしくなりました。

 S子ちゃんは、2007年度に秋津小学校を卒業しているので今20~21歳くらいかな。

 お父さんは、S子ちゃんが秋津小学校の5年生と6年生の時にPTA会長を担いました。

 当時「S子ちゃんは少し障がいがあるのでお父さんは心配してPTA会長をしているようなのよね」と、ワイフから聞きました。

 S子ちゃんから声をかけられ、その日一日とても気持ちよ~く過ごしました。

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