定年バックパッカー海外放浪記

2016年12月18日

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高野凌 (たかの りょう)

定年バックパッカー

1953年生まれの62歳。横浜生まれ、神奈川県出身。大学卒業後は商社、メーカー勤務を経て2013年定年退職。2014年春から海外放浪生活を始める。放浪歴は地中海、韓国、インドシナ半島、インドネシア、サンチアゴ巡礼など。サラリーマン時代は主として海外業務に従事。ニューヨーク、テヘラン、北京にて海外駐在を経験。身長170センチ、57キロ。獅子座。A型。現在2人のご子息は独立し、夫人との2人暮らし。孫1人。

[秋のマルタ、シシリーを巡るキャンプ旅]
(2015.9.29-10.26 28日間 総費用22万円〈航空券含む〉)

マルタでワーキングホリデー、可愛い系邦人女学生

 10月5日 マルタ共和国のコゾ島の中心部の要塞都市ビクトリアから路線バスを乗り継いで三時間、やっとコゾ島の南西部の高級リゾート、マルサルフォルンに到着。真昼の炎天下を海辺のホテルが並んでいるハーバーまで歩く。

マルサルフォルンのハーバーとホテル街

 涼しくなるまで休憩しようと一軒のカフェに入ると日本人のウェイトレスに遭遇。彼女、ヒロミちゃんは21歳の大阪出身の大学生。6か月の予定にてマルタでワーキングホリデー中。カフェで働き始めて一か月。

 可愛い系日本女子の彼女は人気者だ。オーナー、同僚、常連客から可愛がられているようでオーナーの白鬚オジサンは彼女をほめそやしていた。マルサルフォルンは風光明媚温暖気候で隠れ家のような欧米人に人気の高級リゾートである。

 ヒロミちゃんのワーキングホリデーの目的は将来語学を生かした仕事をするための英語力習得という。しかしカフェでウェイトレスを6か月やって仕事に役立つ水準の英語力は習得できるのかとヒロミちゃんの笑顔を見ながら疑問を感じた。

ワーキングホリデーは日本人の若者バックパッカーの憧れの的

古都イムディーナのオールドタウンの名物の観光馬車

 天邪鬼の私は以前からワーホリ(ワーキングホリデーの略称)について抱いていた疑問を思い出した。日本のバックパッカーの若者の間でワーホリは憧れの対象である。ゲストハウスなどで邦人バックパッカーが何人か集まると必ずワーホリが話題になる。

 特にオーストラリアやカナダでのワーホリが人気である。自然豊かな海外でお金を稼いで遊べるという夢のような制度であるという。ワーホリ経験者の自慢話も邦人バックパッカー座談会の定番である。曰く、「オーストラリアで半年ワーホリして200万円稼いで世界一周旅行の資金を貯めたぜ。法定最低賃金が時給20豪ドルだから一日10時間労働で日給200豪ドル、即ち日給一万七千円というわけさ。農場での収穫作業では出来高に応じて歩合給も加算されるから美味しい話だよね。」

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