個性の強さが 家電製品のこだわりを生む

多数決主義、チームの和を重要視するあまり特徴ある商品が育たない日本の家電業界。筆者が最後に示す、進むべき「航路」とは。

家電メーカーが戻るべき原点

自分の立ち位置を忘れ、欧米企業に振り回されている日本の家電企業。戻るべき原点は、ソニー創業者の一人、盛田昭夫氏の発言の中にあった。

「諦め」が生んだ家電ハードウェアの軽視

アップルにもできないことを考える

日本のどこのテレビメーカーも、価格下落で利益が出せないと言われて久しい。しかし、本当に方策はないのだろうか。

NYで見たAppleが創る新世界

Apple、サムスン、ソニー。ニューヨークで見た、それぞれの明暗とは。

商品開発者の高齢化も深刻な日本

世の中にないものは若い国から生まれる

多くの大手家電メーカーの社員平均年齢が40歳を超えている日本。若手開発者が活躍するアメリカや韓国に遅れをとってしまっている。

ソニーの故・大賀典雄氏から学んだ トップが持つ…

4月23日に亡くなられた元ソニー最高経営責任者の大賀典雄相談役が考える、真のプロダクトプランニングとは。

目新しさのない CEATEC JAPAN 20…

最先端IT・エレクトロニクス総合展・シーテック2011（千葉・幕張メッセ、10/4～8）

コラム「家電の航路」を好評連載中の前田悟さんに、プロの視点から今年のシーテックを解説してもらった。

ジョブズは言った「iPodをソニーと一緒に」 …

2001年、ソニー本社にジョブズ氏がやってきた。幻となった「iPodをソニーと一緒に」構想の真相とは。

遠く離れた避難所でも被災地の情報を 家電メー…

震災で「離れたところからでも地元の情報を見聞きしたい」という被災者の要望に応えるべく、あるシステムの導入が検討されている。

日本の家電メーカーが グローバルEMSになれな…

現在、ほとんどの家電製品は台湾を代表する大手EMSで製造されている。この状況を生み出してしまった日本家電メーカーの2つの問題点とは。

世界最大の展示会で露呈した 日本家電の不安

ますます韓国勢に引き離され、さらにはベンチャー企業の方が魅力的で新しい提案が多いという。挑戦をやめて後追いに慣れた日本の代償とは。

商品企画の重要性を忘れた日本のTV

日本のテレビは、ソフトだけでなくハードも弱い。そもそもこれらは手法でしかなく、前例を越えていく「企画力」が必要とされている。

標準化に勤しんでもガラパゴスは遠い

真の「ガラパゴス」化とは？ 新興国に追い上げられ、厳しい状況にある日本の家電業界は、ここに至るまでの失敗を繰り返してしまうのか。