「製造業」の最新記事一覧
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2019/04/09 川手恭輔
ブームの火付け役となった、フィンランドのヘルシンキで利用できるMaaSスマホアプリ、Whim(ウィム)は、公共交通機関、タクシー、シティバイク(自転車シェアリング)、レンタカーなどの複数のモビリティサービスの予約や決済を一括して行うことが…
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2019/02/07 川手恭輔
リーマンショックという誰も予測できなかった衝撃によって、世界的な景気の低迷や円高などが引き起こされ、グローバルな競争力を失ったパソコンやテレビ事業などの業績悪化によって経営不振に陥った日本のコンシューマエレクトロニクス産業は、事業の売却や…
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2018/12/29 川手恭輔
グーグル傘下のウェイモ(Waymo)は米アリゾナ州で、自動運転車を使ったロボットタクシーのサービスを開始しました(12月5日)。ウェイモは同州フェニックスで、研究プログラムに登録した世帯の住民を対象にした自動運転のタクシーの走行試験を続け…
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2018/12/21 川手恭輔
自動車や自転車などの移動手段(モビリティ)をモノとして販売するのではなく、サービスとして提供するという概念を、MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)と呼んでいます。また、いろいろなモビリティサービスを統合して、ルートの検索や決済などを…
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2018/11/06 川手恭輔
トヨタ自動車と西日本鉄道(西鉄)は、11月1日から福岡市およびその周辺地域において、トヨタが提供するmy route(マイルート)というスマホアプリを使ったマルチモダールモビリティサービスの実証実験を始めると発表しました(10月31日)。…
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2018/10/19 川手恭輔
「多くの人々にとって、クルマは電車や飛行機などと同じ、移動、あるいは輸送の手段かもしれません。しかし、トヨタは、クルマはそれらとは異なった、別格の存在だと考えています」という記述があります。これは、トヨタの自動運転への取り組みの根底にある…
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2018/10/12 川手恭輔
トヨタとソフトバンクは、新会社「MONET」を設立し、移動における社会課題の解決や新たな価値創造を可能にする未来のMaaS事業を開始すると発表した。今回の提携には、マイカー時代の終焉の訪れを覚悟した豊田社長の決意が表れている。ここでは、そ…
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正当な評価でイノベーションの芽を育てよ
2018/09/19 坂本幸雄ITの進化で短いサイクルのイノベーションが求められる今日、豊富な知識だけではなく「斬新で柔軟な発想力」が必要になる。それを将来の経営陣候補が身に着けるためには、正当な評価を基にした「生涯の生活の安定」がキーとなる。
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今こそ〝しがらみ〟のない決断を下せ
2018/08/14 坂本幸雄鴻海の傘下となったシャープは経営状況が改善し、6月には東芝のPC事業の買収を発表するなど復活のきざしを見せている。だが、完全な復活には足りない点がある。
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今こそ〝しがらみ〟のない決断を下せ
2018/06/26 坂本幸雄紆余曲折を経て、日米韓連合に売却された東芝メモリ。主要事業を失った東芝を懸念する声は多いが、売却された東芝メモリにも課題は山積している。
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2018/06/21 川手恭輔
グーグル傘下のウェイモ(Waymo)は、米アリゾナ州フェニックスで、「early rider program」と呼ばれる無人タクシーの走行試験を続けている。プログラムに登録した世帯の住民は、日常的に無人タクシーを利用することができる。今年…
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米国の保護主義政策は自らの首を絞める
2018/06/15 坂本幸雄半導体業界まで及び始めたトランプ政権の保護主義政策に対し、独自で競争力のある半導体生産に走り出す中国。米中が内向き志向に走る中、日本が目指すべき道とは。
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2018/05/18 川手恭輔
出荷数量では、まだデジタル一眼やミラーレスを上回っているコンデジだが、出荷金額を見てみると、コンデジしか持たないカシオの撤退は避けようがなかったことがわかる。その出荷数量も2017年に下げ止まったかに見えたが、2018年の滑り出しは前年の…
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2018/05/16 川手恭輔
デジタル革命後のインターネットとモバイルの現代は、これまでにない新しい価値を創造することが、これまでになく可能な時代だ。そして、その新しい価値は、ソフトウェアの力によって生み出されている。ソフトウェアの力とは、想像力と創造力であり、その力…
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2018/05/15 坂本幸雄
技術情報は企業の競争力の根幹だ。情報システム部門を、社内システムに不具合が出た際のサポート部門と位置づけているのなら、その認識を早急に改めるべきだろう。
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世界はインターネット革命の第三の波に入った
2018/05/07 川手恭輔トヨタが年初のCESで発表した、モビリティサービスプラットフォームという構想では、これまでユーザーが購入して所有していたハードウェア(自動車)を、サービスとして利用できるよう(ハードウェア・アズ・ア・サービス)にする。
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(2)ソフトウェアが世界を呑み込んでいる
2018/04/23 川手恭輔ソフトウェアは、それまで無関係だと思われていた産業や、古いビジネスモデルに基づいた産業を次々と呑み込み、ソフトウェア化の波に乗れない企業を窮地に陥れている。一般消費者向けの製品をつくる日本メーカーは、この現実を直視すべきだ。
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(1)スタートアップに投資せよ!
2018/04/16 川手恭輔FAANGに代表されるソフトウェアのテクノロジー企業が世界を呑み込んでいる。2001年の時価総額ランキングは、GE、マイクロソフト、エクソン、シティバンク、ウォルマートの順だったが、2017年には、アップル、アルファベット(グーグル)、マ…
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2018/04/04 坂本幸雄
社内のエリートコースを歩み社長になることは日本の大企業では定石だろう。だが、組織のトップとして決断を下す経験がなければ世界の一流企業と勝負するのは難しい。
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