WEDGE REPORT

2018年3月27日

»著者プロフィール

 トランプ米大統領と不倫関係にあったと主張する2人の女性は同じ著名人ゴルフ大会の場に同時にいたことが明らかになり、あらためて同氏の女遍歴がクローズアップ。2人はともに大統領側を相手に裁判を起こしており、トランプ氏が不倫問題で法廷での証言を強いられる可能性も取り沙汰されている。

見知らぬ男から「トランプ氏に関わるな」と迫られた

左・ストーミー・ダニエルズさん(Ethan Miller/Getty Images)、右・カレン・マクドゥーガルさん(Dimitrios Kambouris/Getty Images for Playboy)

 ポルノ女優ストーミー・ダニエルズさん(39)は25日放送の米CBSの報道番組「60ミニッツ」でトランプ氏との不倫問題について、2011年、ラスベガスの駐車場で幼い娘を連れてフィットネスクラブに向かう途中、見知らぬ男から「トランプ氏に関わるな」と迫られた。男はさらに娘を見ながら「母親に何かが起きたら可哀そうだな」と言って、立ち去ったという。

 ダニエルズさんは当時、ゴシップ誌からトランプ氏との不倫についてインタビューを受けていた。だが、この記事は同氏の腹心の個人弁護士マイケル・コーエン氏から訴えると言われて掲載が見送られ、2018年1月になって初めて公表された。ダニエルズさんは男から脅された後、家族に危害が加えられるかもしれない、と感じて口をつぐんだ。警察には届けなかった。脅迫したのが誰かは不明だが、コーエン氏は関与を否定している。

 2016年の大統領選の数カ月前になって、ダニエルズさんは自分の元弁護士から「いい話がある」と連絡を受けた。それは不倫について沈黙を守るのと交換に、コーエン氏が口止め料として1300万ドルを支払うというものだった。ダニエルズさんは選挙の数週間前に契約を交わし、カネを受け取った。

 ダニエルズさんによると、トランプ氏と初めて知り合ったのは2006年7月のリゾート地レイク・タホ(タホ湖)で行われた著名人ゴルフ大会の場。米紙によると、トランプ氏が同地に滞在していたのは7月11日~16日までで、この期間中の出来事だった。トランプ氏60歳、ダニエルズさん27歳だった。

 期間中のある日、トランプ氏がダニエルズさんをスイートルームでの夕食に招待し、数時間を過ごした。食事の後、ダニエルズさんが洗面所から戻ると、同氏はすでにベッドに腰かけていた。ダニエルズさんは自分の置かれた状況を「正確に理解」し、同氏に惹かれていたわけではないが、「さあ、始めるぞ」という雰囲気の中、「合意の上で」セックスをした。

 トランプ氏は当時、メラニア夫人と結婚2年目。ダニエルズさんが夫人とのことを尋ねると、同氏は「大したことではない。心配するな。われわれは別々の部屋で過ごしている」などと言った。そのことには触れたくない様子だった、という。

 トランプ氏は夕食の際、自分のリアリティTV番組「見習い」への出演話をダニエルズさんに持ち掛けた。この日の後、トランプ氏はダニエルズさんにたびたび電話、2人は合わせて2、3回会った。ゴルフ大会から約1年後の2007年7月、ビバリーヒルズのホテルで会い、トランプ氏はセックスをしたがって彼女の足に触るなどしたが、4時間後、結局何もせずに別れたという。

 翌月になってダニエルズさんにトランプ氏から連絡があり、「見習い」への出演話がなくなったと聞かされた。それ以後、同氏には会っていない、という。ダニエルズさんは同氏とのセックスはゴルフ大会時の1度だけ、としている。彼女は口止め無効の裁判を起こした理由について「嘘つき呼ばわりされるのに我慢できない」と述べている。

関連記事

新着記事

»もっと見る