定年バックパッカー海外放浪記

2017年1月22日

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高野凌 (たかの りょう)

定年バックパッカー

1953年生まれの62歳。横浜生まれ、神奈川県出身。大学卒業後は商社、メーカー勤務を経て2013年定年退職。2014年春から海外放浪生活を始める。放浪歴は地中海、韓国、インドシナ半島、インドネシア、サンチアゴ巡礼など。サラリーマン時代は主として海外業務に従事。ニューヨーク、テヘラン、北京にて海外駐在を経験。身長170センチ、57キロ。獅子座。A型。現在2人のご子息は独立し、夫人との2人暮らし。孫1人。

 しかしそれらは男の視点からの表面的な解釈に過ぎないと浅慮を恥じた。日本の地方都市の縁遠い勤労女子の視点から観れば“イケメンで年下の純粋な青年とたとえ数時間でも至福の時を過ごせたことは幸少ない自分の人生のなかの最高の宝物。それは一年間頑張った自分への神様からのご褒美。宝物の思い出があればどんなに辛い人生でも生きていける”ということになるのではないか。

アジアの貧乏青年に日本女子が夢中になる構造的問題

 アジア各地を旅行して分かってきたのはユミちゃんは決して例外ではないということだ。日本社会で幸せを見つけられない女子がアジア旅行で知り合った現地のイケメン・貧乏・年下の青年に夢中になる事例は枚挙に暇がない。

 昨年(2016年)三か月間インド北部を歩いてきたが地元の良識ある人から「なぜ日本人の女性はインド人とイージーに付き合うのか」と何度も聞かれたほどである。

 日本社会の構造的問題が背景にあることは間違いない。こうした実情を目の当たりにすると“日本の少子高齢化は止まらない”と暗然たる気持ちになる

⇒第2回に続く

夕陽を背景にしたパガンの仏塔群のシルエットの眺望

  
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