ビジネスパーソンのための「無理なく実践!食育講座」

2018年7月3日

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佐藤達夫 (さとう・たつお)

食生活ジャーナリスト

1947年5月30日、千葉県千葉市生まれ。1971年北海道大学水産学部卒業。1980年から女子栄養大学出版部へ勤務。月刊『栄養と料理』の編集に携わり、1995年より同誌編集長を務める。1999年に独立し、食生活ジャーナリストとして、さまざまなメディアを通じて、あるいは各地の講演で「健康のためにはどのような食生活を送ればいいか」という情報を発信している。日本ペンクラブ会員、女子栄養大学非常勤講師(食文化情報論)、食生活ジャーナリストの会事務局長。主な著書共著書に『食べモノの道理』(じゃこめてい出版)、『栄養と健康のウソホント』(一般社団法人家の光協会)、『これが糖血病だ!』(女子栄養大学出版部)、『安全な食品の選び方・食べ方事典』(成美堂出版)、『野菜の学校』(岩波書店)、『新しい食品表示の見方がよくわかる本』(中経出版)ほか多数。講演活動では、「あなたはなぜやせられないか?」「生活習慣病は自分で治す」など肥満や糖尿病のメカニズムや、「健康長寿のための食事と生活」という食生活と健康にまつわる最新情報を、医師の視線ではなく、一般の人にわかりやすいことばで提供する。あるいは、健康を保つ上で欠かせない技術としての「安全な食品の選び方」や「食品表示の見方」あるいは「健康にいい野菜の栄養情報」を、やさしく解説する。また、長年、女性雑誌を編集してきた立場から、「男性の家事が社会を変える」「中高年からの二人暮らし」などのテーマで、男性の家庭内自立を説く。

「1回の食事」をコンビニ弁当にしようとする場合には、まずは、主食(ご飯やパンや麺類)と主菜(肉類や魚類などのメインとなるおかず)と副菜(野菜・芋類・豆類・海藻類・キノコ類などのサブとなるおかず)の3つが揃っているかどうか、を確認しよう。
次に、一日のうちで必ず食べたい「卵」「牛乳・乳製品」を食べ忘れてないかどうかをチェックしよう。
余裕があるなら、デザートに果物を追加しよう。

(DAJ/amana images/gettyimages)

主食はご飯がベター

ビジネスパーソン(健康をも気にして食事をしてるビジネスパーソン)がコンビニ弁当を食べるケースを、まず限定してから始めよう。
・昼食用あるいは夕食用にコンビニで食事を購入し、会社あるいは自宅に持ち帰ってそれを食べる。
・原則として「1人」で食べる(家族がいても、何らかの理由で1人で食べる場合を想定)。
・そういうケースがよくある(コンビニ弁当を食べることが“まれ”なのであれば、特別に健康を考えて選ぶ必要はない。好きなものを食べればよい)。

この条件を前提にして、コンビニ弁当の選び方を考えるときに重要なことは、やはり栄養素バランス。
第一義的に摂取したいのが主食。
昨今、嫌われがちな炭水化物(の中の糖質)だが、三度の食事ごとに主食を適量ずつ食べることが大切。
主食の代表が白米ご飯。
栄養的なことをより考慮するなら、玄米入りや雑穀入りのほうがベター。

店頭での「見た目」が玄米や雑穀と似ている主食に、炊き込みご飯や五目ご飯やちらし寿司などの「味付きご飯」がある。
真っ白いご飯ではない、という点では同じだが、栄養素的にはかなり異なる。玄米や雑穀米はビタミンやミネラルや食物繊維を、白米よりも多く含んでいる。
これに対して味付きご飯は、これらが多いわけではなく、逆に白米よりも食塩を多く含むので、気をつけたい。

同様の意味で、同じく主食ではあっても、パンと麺(パスタ・中華麺・うどんなど)には、最初から食塩を含んであるので、やはり注意が必要。

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