著者紹介

“たこシャン”から 大阪の新しい味へ

ソース味でも明石焼きでもない。そのままで味わえるたこ焼きは、急冷した冷やしたたこ焼きもあり、スパークリングワインとの相性は抜群だ。

北アルプスが育む！ 奥飛騨のキャビア

インド料理屋で焼かせたというナンに乗せたり。あるいはキャビアをトッピングしたお茶漬けで。発見の喜びを感じる味わいだ。

熊本のソウルフ-ド？ チャンポンと太平燕

太平燕と書き、タイピーメンと読む。給食のメニューとなるほどである太平燕とは、一体どんなものなのか。そして熊本のチャンポンとはー。

ワサビ田の伊豆で 涼味と特別な晩餐を

天然のクーラーが心地よい伊豆のワサビ田。今まで出会ったことのない雰囲気の美味しい料理屋さん。また来て良かったと思える場所だ。

塩の道は五平餅の道 豊田市、足助の宿

五平餅文化圏の豊田市。とよた五平餅学会会長と共に食べ歩きして回った、街道筋の風情を感じながら訪ねるという時空を超える旅へご案内。

南蛮渡来の黄金の菓子 博多名物、鶏卵素麺

黄金に輝く、松屋の鶏卵素麺。日本三大銘菓とも言われる博多の伝統銘菓だ。抹茶とぴったり合う、歴史にひたる幸せの味とは―。

食べに行かねば！ 鳥取のモサエビ

わざわざ、そこに出かけていかないと食べられない土地の味。東京では食べられない幻のエビ、鳥取の「モサエビ」のお味は？

ディープなアジアを 東京・高田馬場で

シャンとカチン。ミャンマーの民族料理を食べられる、ディープなお店が高田馬場に。アジアの現代史と文化を食から実感する。

“城の崎にて” 神様のカニを知る？

小説の神様・志賀直哉の「城の崎にて」の舞台、城崎温泉はカニの産地。神様の行きつけの宿で、カニ尽くしプランを楽しむ。

ワインを誘う海苔と幻の牡蠣を広島で

牡蠣はもちろん、質の良い海苔の産地としても知られる広島。至福の組み合わせ、時空を超えた広島の海のハーモニー。

加賀百万石の工夫　 金沢のお麩尽くし

金沢といえば魚介が美味しいのは当然。しかし、忘れてはならないのがお麩。金沢独特のお麩の世界を堪能する。

御食国、小浜の知恵 鯖のヘシコ、浜焼き

「保存する知恵」が美味と嗜好を作ることを実感。鯖を楽しむ小浜の旅へ。

その手は食うべし 桑名のハマグリ

「その手は桑名の焼きハマグリ」の定番文句もあるハマグリの名産地で、焼きから鍋まで、想像以上のおいしさにただただ驚く。

「とりあえず」でない 埼玉のブティックビール

「とりあえず、ビール」なんて言えないような「特別」なビールを求めて、残暑払いの小旅行へ。

恐るべし京の王道

夏越える元気をくれる京の味　最終日

京の名物モーニングから、涼をとるにぴったりの宇治氷。そして最後の夕食は、王道・京料理。京都の夏に満ち足りる。

だし文化の地の前衛

夏越える元気をくれる京の味　2日目

京都美食の旅・2日目は、だしの文化の地を実感する「そば」と、なんと「フレンチ」を食する。

古都の夏バテ対策

夏越える元気をくれる京の味　1日目

冷房が控えめな今夏、夏バテ対策のメニューや涼やかな献立が楽しめそうな京都へ、二泊三日の美食行脚！

カレーはご馳走！　 伊勢志摩、海の味

クラシックホテルの隠れメニューは、大ぶりの伊勢海老が一匹入ったリッチすぎるカレー。ソースにエビのミソと野菜のハーモニー。唸るほど旨い。

左党も唸る砂糖　 阿波和三盆糖

たかが砂糖と侮るなかれ。最高級の和三盆は、職人の“研ぎ”が入った人肌のようななめらかさ。食通・森枝卓士が阿波の地に老舗を訪ねた。

調味料の楽園　 瀬戸内海、小豆島

瀬戸内の小豆島は調味料の島。天然塩にオリーブやゴマの食用油、そして醤油。島の宿では、おいしい料理でこれらの“実験”が楽しい。