著者紹介

石川和男 （いしかわ・かずお）
Kazuo Ishikawa
　政策アナリスト

1965年生まれ。89年東京大学工学部卒業後、通商産業省（現・経済産業省）入省。電力・ガス自由化や再生可能エネルギー開発振興、環境アセスメントなどに従事。2007年に退官後、内閣官房企画官、内閣府規制改革会議専門委員などを歴任。現在、社会保障経済研究所代表。著書に『原発の正しい「やめさせ方」』（PHP新書）など多数。


  • 【限定公開】規制委に全てを委ねる姿勢やめ政府指…

    原子力と地熱 脱炭素に不可欠な日本の選択

    2022/01/24 石川和男

    まるで「動かさないため」の世界一厳格な原発の規制は何のためにあるのか──。規制委に全てを委ねるのではなく、今こそ政府指示による原発再稼働をしていくべきだ。

  • 原発ゼロ目指すドイツ ゲルマン魂に立ちはだか…

    2015/04/27 石川和男

    日本のエネルギー政策は本当に「ドイツを見習う」べきなのか。“Energiewende”と呼ばれるエネルギー改革を進めるその実情は…

  • 消費者のためにならない ガスのシステム改革

    全面自由化でガス料金は下がらない

    2014/11/20 石川和男

    「電力をやるなら都市ガスもやる」という単純な理由で、都市ガス全面自由化を推し進める経済産業省。ガス業界の「甘さ」も垣間見える。

  • 東京電力を分割し 稼働率向上で財源捻出を

    合理的で現実的な事故処理体制とは

    2013/10/21 石川和男

    エネルギー資源の大半を輸入に依存する状況が当面続くことを考慮すれば、既設原発が電力供給の要として担っていくべき役割は変わらない。

  • 発送電分離の虚妄 電力会社はむしろ大合併を

    2013/03/21 石川和男

    電力業界の完全自由化と発送電分離が着々と進められようとしているが、日本の現状と今後を俯瞰するとそれらに合理性は全くない。

  • 電力改革の肝は発送電分離に非ず “人治”改め…

    WEDGE11月号フリー記事

    2012/10/24 石川和男

    民主党政権は、電力会社をスケープゴートにして発送電分離を通じた「電力全面自由化」に血道を上げるが、これは需要家利益にそぐわない。