エドワード・ホッパーと〈寂しいアメリカ〉 経済大国、大恐慌の心情、現代映像作品にもつながる世界観

エドワード・ホッパー『ナイトホークス（夜更かしの人々）』（1942年、カンバス・油彩、アート・インスティテュート・オブ・シカゴ）

エドワード・ホッパー（1882～1967）　20世紀米国の画家。ニューヨーク美術学校に学び、米国の大都市や郊外に生きる人々や風景を通して都市文明の孤独と翳りを造形した。ヘミングウェイの文学やヒッチコックの映画とのかかわりも深い。

エドワード・ホッパー『ニューヨークの部屋』（1932年）

アルフレッド・ヒッチコック（1899-1980）　英国生まれ。米国へ渡り、現代人に隠された異常心理や恐怖を通したサスペンスやスリラー映画の監督作品で名声を確立した。作品に『裏窓』『北北西に進路をとれ』『サイコ』など。（Album/アフロ）

エドワード・ホッパー『線路わきの家』