かつて日本は世界一の建造量を誇ったが、現在、韓国、中国に大きく後れをとっている。 日本政府はここに来て、造船のテコ入れ開始を決めたが、その道のりは険しい。 島国である日本にとって、「海上輸送」がなければ企業活動も、生活も成り立たない。 日本の造船業が抱える課題や造船大国へと変貌した中国の実態と対抗策を示すと共に、 造船業は国家の「生命線」であることを改めて問い直す。
<目次>
PART 1 建造量倍増計画 〝造船ニッポン〟の現在地と課題
中西 享 ジャーナリスト
COLUMN 1 新潮流を迎える造船業界 産学連携の強化は必須
編集部
PART 2 戦艦「大和」のふるさとを歩く JMU呉事業所の新たな挑戦
中西 享 ジャーナリスト 編集部
PART 3 海洋大国に変貌した中国 次は、日本が「もがく」番だ
富坂 聰 ジャーナリスト
PART 4 INTERVIEW 世界を席巻する中国造船業にどう立ち向かうのか
マシュー・P・フナイオレ CSIS iDeas Lab 副所長
PART 5 造船力は建造だけにあらず! 鍵握る「修繕」含めた総合力
編集部
COLUMN 2 今治工業の人材育成 次代を担う高校生たちと先生の思い
編集部
PART 6 造船業は国家の「生命線」 歴史に学び日本の羅針盤を示せ
編集部
INTERVIEW 戦中戦後、日本造船史を知る意味
前間孝則 ノンフィクション作家
REPORT 米国・海事産業の危機 日本がやるべき最優先事項は何か
林 光一郎 日本郵船調査グループ グループ長
この記事は月刊誌『Wedge』2026年5月号特集「造船立国ニッポンへ 「復活の号砲」を鳴らせ」の記事に、同誌25年7月号「米国・海事産業の危機 日本がやるべき最優先事項は何か(林 光一郎 日本郵船調査グループ グループ長)」の記事を加えた特別版です。
