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目次・見どころ
特集
現状維持は最大の経営リスク 常識という殻を破ろう
日本企業の様子がおかしい。バブル崩壊以降、失敗しないことが“経営の最優先課題”になりつつあるかのようだ。しかし、そうこうしているうちに、かつては、追いつけ追い越せまで迫った米国の姿は遠のき、アジアをはじめとした新興国にも追い抜かれようとしている。今こそ、現状維持は最大の経営リスクと肝に銘じてチャレンジし、常識という殻を破る時だ。
Part 1
日本型経営でも新自由主義でもない 人を生かす経営とは
梅沢正邦(ジャーナリスト)
Part 1-2
リスクをとって「種をまけ」 日本企業、再興へのポイント
中西 享(ジャーナリスト)
Interview 1
仕事に枠を設けないから生まれる新たなイノベーション
大日本印刷 代表取締役社長 北島義斉
Part 2
タンザニア商人に学ぶ 人間はみなLiving for Today
小川さやか(立命館大学先端総合学術研究科 教授)
Interview 2
コミュニケーションの活性化で社員の力を引き出す
三菱マテリアル 執行役社長 小野直樹
Part 3
安定志向が評価される社会 こうすれば変えられる
伊藤慎介(rimOnO 代表取締役社長)
Interview 3
非常識に挑戦し続けるユニコーン企業強さの秘訣
TBM 代表取締役CEO 山﨑敦義
Part 4
変化は常に起こる 自らを、企業を常にアップデートする
山本康正(京都大学経営管理大学院 客員教授)
Interview 4
奇跡は起こせるもの リーダーに求められる仕事の要諦
企業情報化協会 特別顧問、エグゼクティブアドバイザー 五十嵐弘司
Part 5
自動運転技術の「目的化」とは一線画し社会課題を解決する
川手恭輔(モピ 代表取締役)
Part 6
「行動しないことが最大の失敗」
空飛ぶ車の実現に挑む!
カプリンスキー真紀(ASKA 共同創業者兼COO)
特集
- ■WEDGE_OPINION 1
- 戦後から続く日本人の戦争観 変えるときは今しかない
-
吉富 望(日本大学危機管理学部 教授)
- ■WEDGE_OPINION 2
- 核リスクを直視し日本に必須の安保大戦略を描け
-
秋山信将(一橋大学大学院法学研究科 教授)
- ■WEDGE_OPINION 3
- 医療人材の育成方法にメスを 地域に必要な専門医とは
-
葛西龍樹(福島県立医科大学医学部地域・家庭医療学講座 主任教授)
- ■WEDGE_REPORT 1
- 広がる消費者の不安と誤解 食品表示改革を私物化するな
-
唐木英明(東京大学名誉教授)
- ■WEDGE_REPORT 2
- 父親の英断はどこへ? 習近平の少数民族統治を阻む「壁」
-
熊倉 潤(法政大学法学部 准教授)
- ■POINT_OF_VIEW
- 転機迎える国際決済システム デジタル通貨議論の行方は
-
井上哲也(野村総合研究所金融デジタルビジネスリサーチ部 シニア研究員)
連載
- 【新連載】社会の「困った」に寄り添う行動経済学〈実践編〉 by 佐々木周作
- 納税の口座振替利用率を上げるには?
- インテリジェンス・マインド by 小谷 賢
- 第二次安倍政権で挑んだ日本のインテリジェンス改革
- 新しい原点回帰 by 磯山友幸
- 「和食」と共に世界に羽ばたく日本のガラス食器
- 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠
- 『高田保馬自伝「私の追憶」』 吉野浩司 牧野邦昭
- MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人
- なぜ戦争はなくならないのか『進撃の巨人』から考える
- 【最終回】知られざる高専の世界 by 堀川晃菜
- 高専生たちが生んだ衛星 KOSEN-1、宇宙へ(高知工業高等専門学校)
- 1918⇌20XX 歴史は繰り返す by 牧野邦昭
- テロと戦争への道を拓いた 大正日本経済のグローバル化
- 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連
-
『タラント』 角田光代
- さらばリーマン by 溝口 敦
-
かつての劣等感をバネに ユーザーに寄り添うかつら工房
野沢ひろみさん(ドリームアチーブメント取締役)
- 各駅短歌 穂村 弘
- 拝啓オヤジ 相米周二
- 世界の記述
- 一冊一会
- 読者から/ウェッジから
2022年6月号
2022年5月20日発売
定価550円(税込)
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日本企業の様子がおかしい。バブル崩壊以降、失敗しないことが“経営の最優先課題”になりつつあるかのようだ。しかし、そうこうしているうちに、かつては、追いつけ追い越せまで迫った米国の姿は遠のき、アジアをはじめとした新興国にも追い抜かれようとしている。今こそ、現状維持は最大の経営リスクと肝に銘じてチャレンジし、常識という殻を破る時だ。