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特集
世界を揺さぶるトランプ・パワー
2026年、分断のゆくえ
1月3日、トランプ大統領は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、ベネズエラに対する攻撃を成功させ、マドゥロ大統領を拘束したと発信し、世界に衝撃を与えた。自らを「平和の使者」と称していたトランプ氏だが、戦火の口火を切った格好だ。トランプ氏にとっては、犯罪者を拘束するための法執行をしたにすぎないという認識なのだろうが、議会の承認を得ていないほか、国際法に違反しているという指摘もある。 独裁者を追放するという帰結と、そのプロセスは別に考えなければならない。そうでなければ、「力による現状変更を容認しない」という、戦後80年かけて世界が営々と築き上げてきた共通認識を崩したロシアを誰も批判できなくなる。 そもそも、トランプ氏は積み上げられてきた「ポリティカル・コレクトネス」を否定し、ルールを決めるのは自分だと言わんばかりの行動をとってきた。まさに「トランプ・パワー」である。 そんなトランプ氏を大統領に再度選んだ、現在の米国の政治経済、外交、そして思想などをつぶさに見ていくと、我々が知っているかつての米国から大きく変貌していることが分かる。 それでも米国が日本にとって重要な同盟国にあることに変わりはない。米国とどう向き合っていくのか。世界だけではなく、日本こそ問われている。
PART 1
ポスト・トランプのカギ握る 第3の「新右翼」の正体
井上弘貴 神戸大学大学院国際文化学研究科 教授
COLUMN 1
データで見る米国 強さと脆さを内包した超大国の実像
編集部
PART 2
トランプ2.0のアジア外交 G2時代の影、日本の針路は?
石井順也 国際政治経済アナリスト、サカナAI 防衛・インテリジェンス担当
PART 3
NYTコラムニストに聞く世界を弱体化させるトランプ
ニコラス・クリストフ ニューヨーク・タイムズ コラムニスト 聞き手/構成・大野和基 国際ジャーナリスト
PART 4
「日米黄金時代」実現に必須 「トラ高関係」の要諦とは?
海野素央 明治大学政治経済学部 教授
COLUMN 2
トランプ関税の照会殺到!日本企業、生き残りの鍵とは
中西 享 ジャーナリスト
PART 5
実験国家「米国」の神髄 歴代大統領から学ぶ「復元力」
簑原俊洋 神戸大学大学院法学研究科 教授、インド太平洋問題研究所 理事長
PART 6
米中接近に揺れる世界 日米同盟はどうあるべきか
小谷哲男 明海大学外国語学部 教授
PART 7
トランプVS名門大学の行方 建国以来の歴史が示すこと
冷泉彰彦 作家、ジャーナリスト
COLUMN 3
ホワイトカラーの大量解雇時代 ブルーカラー回帰の兆し
土方細秩子 ジャーナリスト
PART 8
試練に勝つことが米国の使命!日本人にも求められる覚悟
藤田浩之 QED 創業者・最高経営責任者(CEO)
特集
- ■WEDGE_OPINION 1
-
ドル安・円安で一蓮托生? 円の「一人負け」から脱却を
唐鎌大輔 みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト
- ■WEDGE_OPINION 2
-
株高不況はなぜ起きたのか? この不条理を乗り越える方法
藤代宏一 第一生命経済研究所経済調査部 主席エコノミスト
- ■WEDGE_OPINION 3
-
日本のインテリジェンス強化へ 政治家が果たすべき責務
-
小谷 賢 日本大学危機管理学部 教授
- ■WEDGE_ REPORT 1
-
相撲界の伝統に科学の力を 力士たちはもっと強くなれる!
-
平田竹男 早稲田大学大学院スポーツ科学研究科 教授
- ■WEDGE_ REPORT 2
-
アサド政権崩壊から1年 シリア復興は「時間との闘い」へ
-
村山祐介 ジャーナリスト
- ■WEDGE_ REPORT 3
-
超大国化するインド 激動の米中印G3時代に備えよ
-
中川コージ IIMインド管理大学ラクナウノイダ 日印研究・産業開発センター シニアリサーチアソシエイト(上席研究員)
連載
- あの熱狂の果てに by 與那覇 潤
-
一筋縄には退けない戦争 米ソがつかみかけた熟慮と成熟
- 胃袋を満たしたひとびと by 湯澤規子
-
高井としを(女性労働者)
- 偉人の愛した一室 by 羽鳥好之
-
坂本龍馬「花月」(長崎県長崎市)
- 日本病にもがく中国 by 富坂 聰
- 中国が造船大国に 背景にあった日本の技術力
- 30分の旅 by 柳瀬博一
-
渋谷が狩り場? 都心のタカたちに会う
- つくりびととの談い by 山田清機
-
「壊れない」ものづくり〝小さな巨人〟のこだわり(コジマ技研工業)
- MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人
-
不完全さを受け入れた上で深い人間関係を構築しよう!
- 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連
-
『記者は天国に行けない 反骨のジャーナリズム戦記』清武英利
- モノ語り。 by 水代 優
-
ご縁を大切にして240年 日本橋人形町「うぶけや」
- 各駅短歌 穂村 弘
- 一冊一会
- 拝啓オヤジ 相米周二
- 読者から/ウェッジから
2026年2月号
2026年1月20日発売
定価700円(税込)
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1月3日、トランプ大統領は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、ベネズエラに対する攻撃を成功させ、マドゥロ大統領を拘束したと発信し、世界に衝撃を与えた。自らを「平和の使者」と称していたトランプ氏だが、戦火の口火を切った格好だ。トランプ氏にとっては、犯罪者を拘束するための法執行をしたにすぎないという認識なのだろうが、議会の承認を得ていないほか、国際法に違反しているという指摘もある。 独裁者を追放するという帰結と、そのプロセスは別に考えなければならない。そうでなければ、「力による現状変更を容認しない」という、戦後80年かけて世界が営々と築き上げてきた共通認識を崩したロシアを誰も批判できなくなる。 そもそも、トランプ氏は積み上げられてきた「ポリティカル・コレクトネス」を否定し、ルールを決めるのは自分だと言わんばかりの行動をとってきた。まさに「トランプ・パワー」である。 そんなトランプ氏を大統領に再度選んだ、現在の米国の政治経済、外交、そして思想などをつぶさに見ていくと、我々が知っているかつての米国から大きく変貌していることが分かる。 それでも米国が日本にとって重要な同盟国にあることに変わりはない。米国とどう向き合っていくのか。世界だけではなく、日本こそ問われている。







