著者紹介

辻　一子 （つじ・いちこ）


岡山県生まれ。フリーライター。旅行会社のPR誌の編集者を経て、1998年からフリーランスに。旅の雑誌を中心に活躍。

  • 展覧会史上初！　漫画と仏像の共演

    東京都台東区・東京国立博物館　
    2011年4月26～6月26日

    2011/04/28 辻　一子

    漫画界の巨匠・手塚治虫の晩年の大作『ブッダ』の世界を、その原画と本物の仏像約20点によってたどっていくユニークな展覧会。

  • プリンセス・ローズに魅せられる

    三重県伊勢市・神宮ばら園　
    2011年5月20～22日

    2011/04/28 辻　一子

    伊勢神宮内宮近くの神宮ばら園では、150種450株のばらが季節を迎える。こと皇族女性の名を冠したばらの数々は愛らしく、園の最大の魅力。

  • 北前船で栄えた湊町に 巨大な武者人形山車が行く

    福井県坂井市・三国神社～三国駅　
    2011年5月19～21日

    2011/04/28 辻　一子

    北陸三大祭りの1つ「三国祭」の見所は、豪壮な人形山車。かつて北前船で隆盛を極めた歴史ある古い町並みを、進む光景は迫力満点だ。

  • 桜吹雪舞う城下町で 日本屈指のからくり祭り

    愛知県犬山市・針綱神社ほか　
    2011年4月2・3日

    2011/03/26 辻　一子

    国の重要無形民俗文化財・犬山祭の見所は、見事な人形からくり。13輌の車山に乗った江戸時代のからくり人形が、華やかな曲芸を見せてくれる。

  • 写楽版画の魅力とは？

    東京都台東区・東京国立博物館　
    2011年5月1日～6月12日

    2011/03/26 辻　一子

    今春、東洲斎写楽のほぼすべての作品を網羅する夢のラインナップが実現する。約140図、約170枚の作品によって現れる、写楽の全貌とは？

  • 信長も踊り出た　近江の左義長祭

    滋賀県近江八幡市・日牟禮八幡宮　
    2011年3月12～13日

    2011/03/03 辻　一子

    安土城下で行われていた近江の左義長祭。約3メートルの松明に、ど派手なお飾り、信長が踊る姿を模したという、化粧した若者たちにも注目だ。

  • フェルメールの「地理学者」が 東京初上陸！

    東京都渋谷区・Bunkamuraザ・ミュージアム　
    2011年3月3日～5月22日

    2011/03/03 辻　一子

    寡作の画家・フェルメールの作品がやってくる。大航海時代を象徴する地理学者描いた、ロマンに溢れる絵だ。光に満ちたその世界を楽しもう。

  • 太郎の毒で “一般常識”を打ち破れ！

    東京都千代田区・東京国立近代美術館　
    2011年3月8日～5月8日

    2011/03/03 辻　一子

    既成の価値観や常識に鋭く“否”を突きつけ、闘いつづけた岡本太郎。生誕100周年を迎える彼の足跡を追いかけ、その本質の迫る展覧会だ。

  • “松園美人”の 秘密に触れる

    千葉県佐倉市・川村記念美術館　
    2011年2月15日～3月27日

    2011/01/29 辻　一子

    女性の気品と深い内面性を華やかに描き出した上村松園。今展では作品、下絵や画筆等も展示され、画業のエッセンスに触れることができる。

  • アメリカから 江戸美術の華が里帰り

    静岡市・静岡県立美術館　
    2011年2月5日～3月27日

    2011/01/29 辻　一子

    日本画の名品を揃えるギッター氏の一大美術コレクションから、伊藤若冲、俵屋宗達、酒井抱一、白隠など江戸絵画の優品が公開される。

  • 卯年の春を祝う 岩崎家の人形展

    東京都世田谷区・静嘉堂文庫美術館　
    2011年2月5日～3月21日

    2011/01/29 辻　一子

    人形愛好家・桐村喜世美氏が集めた童子雛の展覧会。人形を大切にしていた人の物語や工芸としての美しさに、しばし思いを馳せてみては？

  • 戦国スーパーセレブ 江姫の生涯とは!?

    東京都墨田区・江戸東京博物館　2011年1月2日～2月20日

    2011/01/07 辻　一子

    大河ドラマ「江姫」を機に、浅井三姉妹を取り巻く人々をテーマにした展覧会が始まる。戦乱の世を美しく生きた姫たちの生き様とは？

  • 戦後のスター 花形挿絵画家の世界へ

    東京都文京区・弥生美術館　2011年1月4日～3月27日

    2011/01/07 辻　一子

    昭和20～30年代に華ひらいた挿絵美術の世界は、どこか懐かしく艶っぽい。当時の挿絵作品を集めた展覧会で、昭和の面影を楽しみたい。

  • 華麗な射手が腕を競う 新春の三十三間堂

    京都市東山区・三十三間堂　2011年1月16日

    2011/01/07 辻　一子

    日本一長い木造建築・三十三間堂の冬の風物詩といえば、振袖姿の新成人らが弓術を競う通し矢。新春らしい華やかさを味わってみては？

  • 芸術家たちが愛した フランスの小さな村

    東京都渋谷区・Bunkamuraザ・ミュージアム　
    2010年12月7日～2月17日

    2010/12/04 辻　一子

    晩年のモネが「睡蓮」を描いた小さな村・ジヴェルニーに育まれた画家たちの作品を集めた展覧会。光に包まれ、村を旅している気分になるだろう。

  • 江戸情緒を満喫！ 300年の伝統をもつ羽子板市

    東京都台東区・浅草寺境内　2010年12月17～19日

    2010/12/04 辻　一子

    年の瀬の風物詩といえば浅草の羽子板市。昨今は「世相羽子板」や、東京藝術大学とのコラボ羽子板も。お気に入りの一枚を見つけにいこう！

  • 飛躍の象徴 兎たちが勢ぞろい

    佐賀県有田町・佐賀県立九州陶磁文化館　
    2010年12月17日～1月16日

    2010/12/03 辻　一子

    来年の干支、兎の文様を集めたユニークな展覧会が開催される。さまざまな兎にあやかり、ぴょんと跳躍する１年を祈りたいものだ。

  • 江戸の版元、蔦屋重三郎の 名プロデューサーぶり

    東京都港区・サントリー美術館　
    2010年11月3日～12月19日

    2010/11/05 辻　一子

    江戸時代を何倍にも楽しくした男、蔦屋重三郎。彼の行った出版やブランド化、新人発掘はメディアの原点であり、現代にも通じるビジネス術だ。

  • 富士山の麓に鳴り響く 笛と太鼓の祭り囃子

    静岡県富士宮市・富士山本宮浅間大社周辺、中心市街地　2010年11月3～5日

    2010/11/05 辻　一子

    篠笛の軽快な音色、金胴が刻むリズム、大胴が生みだすアドリブ。ジャムセッションのようなフォービートのお囃子が、富士の麓に響き渡る。

  • 奈良・東大寺から　 大仏さんのお宝がやってくる

    東京都台東区・東京国立博物館　
    2010年10月8日～12月12日

    2010/10/02 辻　一子

    奈良の大仏といえば、世界遺産の一部としても登録された天平文化の粋の結晶。その大仏造立にかかわる文化財が集う今展は、絶対に見逃せない！