著者紹介

勝川俊雄（かつかわ・としお）

　東京海洋大学准教授

1995年東京大学農学部水産学科卒。97年同大学大学院農学生命科学研究科修士課程修了。2002年同大学大学院農学生命科学研究科博士号取得（論文博士）。三重大学生物資源学部准教授等を経て15年4月より現職。

著書

本誌記事を否定する水産庁の“主張”に再反論

親が減っても子は減らない!?
2015/09/17 勝川俊雄
絶滅が危ぶまれているクロマグロの規制には懸念材料が多い。水産庁の主張を紐解いてみると、穴だらけの実態が垣間見える。
絶滅危惧のクロマグロ産卵場の漁獲規制を急げ

今年が資源回復のラストチャンス
2015/04/28 勝川俊雄
昨年絶滅危惧種の指定を受けたクロマグロが6月から日本海沖で産卵を始める。今年は漁獲規制によって資源を回復させるラストチャンスだ。
魚が増える福島が学ぶべき “東シナ海の悲劇”

2014/07/28 勝川俊雄
福島で魚の資源量が増加している。かつて減少した資源が戻ったものの、再び乱獲を行ってしまった東シナ海の教訓を活かすには…
「3本目の矢」成長戦略に必要な政治主導の漁業…

2014/07/25 勝川俊雄
海外には政治主導で漁業改革に成功した事例が数多く存在する。これまで日本では目立った動きがなかったが、一部の政治家が動き始めた。
鵜呑みにしてはいけない「ウナギ豊漁」報道

近視眼的な日本の漁業
2014/03/05 勝川俊雄
昨年から一転、今年に入りシラスウナギの豊漁を伝えるニュースが相次いでいるが…

惨憺たる日本の漁業実は先進国では成長産業

分かりきった改革がなぜ進まない？
2013/08/19 勝川俊雄
日本の漁業は衰退の一途を辿っている。一方、多くの先進国では持続的な成長を続ける産業である。両者がここまで異なる理由とは…