円高などで企業が海外展開を加速させている中で、海外に適応して活躍できる人材を育成するためにも、日本から外国に積極的に出てゆくのは大切なことだと自分の体験からも痛感した。異文化の理解やその中での身のこなしは一朝一夕では身につかない。これは若手のみならず、ある程度キャリアを積んだ社会人に対してもいえることだ。
自分に関しては、今回の米国での様々な経験を今後の職業生活の中で少しでも前向きに活かしてゆきたいと思っている。そして自分のように留学の希望を持っている人は「やる気さえあればいくつになっても可能」ということを強く訴えたいと思う。
最終回の本稿を締めくくるにあたり、毎回お読みいただいた読者の方々、1年間の留学生活を支えてくれた妻に深く感謝して筆を置くことにいたします。
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