2024年5月22日(水)

BBC News

2024年4月30日

アメリカで101歳の女性が、アメリカン航空に繰り返し赤ちゃんと間違われ、不便な思いをしている。同社の予約システムのエラーが原因とみられる。

元看護士のパトリシアさん(名字は伏せるよう希望)は1922年生まれ。しかし、シカゴとミシガン州マーケットを結ぶアメリカン航空便に搭乗した際、2022年生まれとして扱われた。

パトリシアさんは、この便に乗り合わせたBBCのジョー・タイディ記者に、「小さな子どもだと思われていたところにおばあさんの私が現れて、おもしろかった!」と話し、次のように説明した。

「娘がオンラインで航空券を予約したのですが、空港のコンピューターが私の誕生日を1922年ではなく2022年だと勘違いしたのです」

「去年も同じことがありました。その時も(航空会社側は)私ではなく子どもが現れると思っていました」

今回の手違いは、パトリシアさんも客室乗務員たちも笑い飛ばして済んだ。ただ、過去にはちょっとした問題も引き起こしている。

あるときは、空港職員が赤ちゃんがやって来ると思い、ターミナル内を抱っこで移動しようと予定していた。そのため、パトリシアさんの移動に必要な車椅子を用意していなかった。他の乗客が降りた後、パトリシアさんは同乗していた娘と一緒に機内で待たされたという。

「かわいそうな娘は、私たちの荷物や服をゲートから別のゲートまで1マイル(約1.6キロメートル)近く運ぶ羽目になりました。ですからコンピューターは直してほしいです」

飛行機の旅は続けると

この手違いは、アメリカン航空のシステムがかなり前の生年月日を処理することができず、100年後に変換して扱ったことが原因とみられる。

それでも、パトリシアさんの座席は大人として予約されていた。

アメリカン航空は、コメントの求めに応じていない。

パトリシアさんは毎年、家族に会うのと寒い冬を逃れる目的で、飛行機を利用している。97歳まで一人で移動していたが、それ以降は家族の助けを借りているという。

「今は視力に問題があるので、一人でしようとは思いません」

手違いで混乱は生じたものの、アメリカン航空のスタッフはいずれの場合も親切に対応してくれたと、パトリシアさんは言う。

また、これで飛行機の旅をやめにするつもりはないと強調。秋に次のフライトに乗るのを楽しみにしていると話した。そのころ、パトリシアさんは102歳になっている。

(英語記事 Airline keeps mistaking 101-year-old woman for baby

提供元:https://www.bbc.com/japanese/articles/cn03kz3rpe8o


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