著者紹介

なぜ日本にだけ総合商社が成立したのか

総合商社と聞くとどのようなイメージを抱くだろうか。本書では、その商社の歴史から説き起こし、現代までの歩みと将来展望を詳述した。

企業倒産の背景にある様々なストーリー

『あの会社はこうして潰れた』

企業の様々な倒産事例を見るにつけ、最終的に問われるのは、経営者の責任感や自覚、そして判断する力であると感じる。

〆切りに「追われる」よりも「追いかける」方がず…

『〆切仕事術』 上阪徹氏インタビュー

〆切りにどう向き合い、仕事を進めていけばよいのか――。その秘訣を『〆切仕事術』という本にまとめたブックライターの上阪徹氏に聞いた。

会議は、自分の意見を通すことが目的ではない

『アイデアは敵の中にある』根津孝太氏インタビュー

会議を加速させ、よいものを作るために必要なのは――。著者がトヨタ自動車時代に実感した、ものづくりにおけるコミュニケーションの重要性を訴える。

「お帰りになられます」、その日本語、正しいです…

『「ほぼほぼ」「いまいま」？！ クイズ おかしな日本語』 著者インタビュー

日本語は難しい。正しいと信じ込んで、知らないうちに誤用している言葉が実はたくさんある。自分が思っていたものと意味が全く違っていた単語も多い。

決して目立ってはいけない、生々しく描かれるスパ…

『最高機密エージェント』

ワシントンポストの編集幹部で、ピューリッツアー賞も受賞した敏腕記者が、機密解除された公電など一級の情報を組み合わせて構成し、描いたスパイの姿は実に生々しい。

「採用」を科学する

『採用学』

採用という企業それぞれに固有の事情や特徴がある難しい分野を科学的に分析した力作である。採用する側、される側の双方に大いに参考になるだろう。

画家はどんな気持ちでその絵を描いたのか

『会いたかった画家』

本書で紹介される美しい絵の一つ一つに、小気味よい解説がつき、読み手の理解が進む「仕掛け」が様々なところにしつらえてある。

「思い込み」子育てからの脱却

『「学力」の経済学』

科学的な根拠があってこそ問題意識が明確になり、新たな政策や解決策に結びつけることができる。教育分野も例外ではないだろう。

民泊から考える、ホテル業界の未来と地方創生

民泊ビジネス

今後本格化する宿泊施設不足や民泊への本格的な対応の中で、いかにポジティブな効果を地方にも及ぼし、無理のない形で定着させてゆくかが問われるだろう。

飛行機の車輪格納庫に身を潜めて密航、アフリカと…

『空から降ってきた男』

身元不明の黒人青年の遺体は、飛行機からの墜落死だった。真相を追う日本の特派員は、粘り強い取材で青年の密航の背景にある移民問題を浮き彫りにした。

英国EU離脱やトランプの「国境の壁」発言に見る…

『入門　国境学』

人が国境を意識するのはどんな時だろうか――。単に国と国との境という概念だけでなく、壁や面としての広がりがあるものだということがわかる本書を通じて知る、「国境学」とは。

テロは「情報」で防ぐ、厳しい情報戦の中で日本は

『情報機関を作る』

世界各地に日本人がいて、テロ事件などに遭遇する危険が常にある中で、高度な情報収集能力の有無が国民の生命や財産をはじめとする多くの国益を決定的に左右する。

未知の領域に踏み込んだ英国 EU離脱で迷い込…

「国の体制の安定性は国民生活にとって大切」という多くの人が当たり前のように思い込んでいた常識がもはや通じなくなっている。

菅原道真も森鴎外も池上彰も…… 人はなぜ「左…

『左遷論』

左遷は日本企業や役所の組織に根ざす独特の特徴である。左遷にもいろいろな形があるが、本書を通じて自分の生かし方を考えることができるだろう。

社会人の英語の学び直し術 失敗しない方法とは

『NHK実践ビジネス英語』杉田敏講師に聞く

NHKラジオの実践ビジネス英語講座で約30年にわたり講師をつとめている杉田敏さんに、英語再学習のポイントを聞いた。

「トランプイズム」はパンドラの箱か

『崩壊するアメリカ　～トランプ大統領で世界は発狂する！？』

本音をぶちまけるトランプ氏的なモノの考え方（トランピイズム）は今後、アメリカ社会の中に広がってゆく可能性がある。

意外と知らない美術館のひみつ

『美術館の舞台裏——魅せる展覧会を作るには』高橋明也著（筑摩書房）

せっかく美術館に足を運んでも有名な作品を見ただけで満足してしまう人は多いのではないだろうか。美術館をより楽しむため、美術館そのものに目を向けてみてはどうだろう。

知識偏重から“突飛”な欧米式に 変わる大学入…

『2020年の大学入試問題』石川一郎著（講談社現代新書）

グローバル化が進展する中、一度限りの入学試験で世界に通用する優れた人材を選別するのは不可能であるとの危機感から、日本の大学入試は変化の時を迎えつつある。

可愛いだけじゃない！ ネコが秘める“すごい”能力

『ねこはすごい』山根明弘著（朝日新聞出版）

ネコ関連商品が氾濫する現代はネコブームの時代である。しかし、ネコは可愛いだけではない。その高い身体能力にはかつてから期待がかけられていた。