イギリスに22日、非常に発達した低気圧「ストーム・バート」が上陸し、各地で大雪や大雨、高波、洪水などを引き起こしている。
24日までに少なくとも5人の死亡が確認された。
イギリス気象庁は「storm」について、発達した低気圧の影響で激しい風や雨がみられる地域での現象を指すと説明している。
では、こうした気象現象の頻発は、気候変動と関係しているのか。
気温が上がると、大気中の水蒸気の量が増える。
このため、地球温暖化によって低気圧発達の頻度が上がり、降雨が増え、河川氾濫の頻度も上がるとされている。
ではそうした事態にどのように備えたらいいのか、BBCのジョナ・フィッシャー気候変動・環境担当編集委員が解説する。