シリアのバッシャール・アル・アサド政権が崩壊してから1週間がたった。
「人間虐殺の場」として悪名高かった首都ダマスカス郊外のサイドナヤ刑務所では、ボランティアの人々が残虐行為の記録を残そうと活動している。
また、多くの人が失踪した家族を探しに刑務所を訪れている。
複数の人権団体によると、アサド前大統領が2011年の民主化要求運動の弾圧に乗り出して以来、シリアでは10万人以上が行方不明になっているという。
ジェレミー・ボウエン国際編集長がサイドナヤ刑務所を訪れ、現在のシリアが直面している課題について報告する。