テレビのニュースには拾われないかもしれないけれど、ネットの一部で盛り上がったあの話題。知りたい人へお届けします。
「今度飲みに行きましょう」は
本当に無駄な習慣なのか?
盛り上がった打ち合わせの最後、「今度は飲みにでも行きましょう」と挨拶を交わして解散するのはよくある光景ではないだろうか。
このビジネスあるあるにツッコミを入れたのは、ブロガー・作家のはあちゅうさん。ズバッと本音で斬る恋愛コラムが人気で、自身のキラキラとしたライフスタイルにも注目され、最近ではウェブ媒体にとどまらずテレビやCMにも登場する売れっ子だ。
彼女は、女性向けキュレーションメディア「SELECTY」の連載、「社会人のための恋と仕事の教科書 -仕事を制す者は恋愛も制す-」の中で、この「飲みに行きましょう」についてこんな風に斬り込んだ。
<「今度飲みに行きましょうよ!」って口癖のように言う人が嫌いです。>
<私は約束をしたら絶対に守りたいからこそ、心にもないことは言いません。「この人、あんまり気が合わないなー」と第一印象で思った人と飲みに行く時間なんてない。共通点も無い人からいきなり「飲みに行きましょう」なんて言われた日にはなんて軽く見られているんだろうと怒りさえ覚えるし「この人暇なんだろうな」と軽蔑します。自分の時間が貴重な人は、相手の時間だって無駄にしませんから。>
※以上(http://selecty.me/article/69288210447003800)から引用
この記事には、多くの読者が反対意見を寄せた。多かったのは「飲み行きましょうなんて会話の切っ掛けくらいでしかないし」「この今度飲みましょうは、社交辞令だよね」といった、社交辞令なのだから気にするほうがおかしいというものだ。中には「社交辞令って言葉知らないの?」「本気で飲みに行きたいと思われる有益な人になればいいのでは?」と、明らかに怒りを表したコメントもある。
筆者もよく「今度飲みましょう」と使っている立場なので、「嫌いです」とまで言われたのはショックだ。たしかにこの飲み会が実現する確率は低いが、少なくとも飲みに行きたいと思ったから言うのであって、ウソではない。機会が巡ってきたときに「じゃああのとき飲みに行こうって言ったし、行きますか!」となりやすい。まったく悪い風習じゃないと思うので、筆者も反論を言いたい立場だ。