東欧モルドヴァで20日、欧州連合(EU)加盟の是非を問う国民投票と大統領選挙が行われた。
BBCのサラ・レインズフォード東欧特派員は、女性が投票後に、「どこで支払いを受け取ればいいのか」と尋ね、選挙監視員を驚かせているのを目撃した。
レインズフォード特派員はこの女性に、誰に何を約束されたのか、話を聞いた。
モルドヴァ当局は、ロシアがまだモルドヴァを「手放す」気はなく、内政に干渉するため、票買収の資金を流し込んだとみている。
EU加盟に向けた憲法修正の是非を問う国民投票では、開票率99.6%の時点で、賛成が50.46%、反対が49.54%だった。
一方、大統領選では、親EU派で現職のマイア・サンドゥ氏が1位となったものの過半数を獲得できず、11月に決選投票が行われることとなった。