アメリカのドナルド・トランプ次期大統領が、「カナダがアメリカの51番目の州になる」という発言を繰り返している。
米メディアによると、先月末にフロリダ州でカナダのジャスティン・トルドー首相と会談した際、トランプ氏はカナダがアメリカの51番目の州になるべきだなどと述べたという。
トランプ氏は、大統領就任初日にカナダに新たな関税を課すとしており、それによってカナダ経済が疲弊するのであれば「51番目の州になるべき」だとトルドー氏に述べたとされる。
今月18日にも、カナダがアメリカの51番目の州になるのは「素晴らしいアイデアだ」と、自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に投稿。
「多くのカナダ人は、カナダが(アメリカの)51番目の州になるのを望んでいる。そうなれば、税金を大幅に節約でき、軍事的保護も得られる。素晴らしいアイデアだと思う。51番目の州だ!!!」とした。
こういった発信をカナダの人々はどう受け止めているのか。第2次トランプ政権の発足が近づく中、カナダ各地で聞いた。